神田駿河台 葡萄酒場 ICHIGOYA イチゴヤブログ

イチゴヤは神田駿河台の水捌け土地の土地の南向き斜面に
ひっそりとたたずんでおりました。

2022年もありがとうございました

2022-12-30 22:48:47 | food
2022年も本当にお疲れさまでした
60を迎えました今年です
いまだコロナの影を色濃く映す
今年でもありましたし
飲食を生業としますとコロナは嫌ですね
そしてそれを煽る報道も怖かったですから
でも後半はすこしづつ少しづつ
街には往来が増えて、お店もちょっとだけ
活気づきちょっとだけ楽しくなりつつあった
今年でした。
今年は途中から何かと忙しくなり
本は3冊しか読めませんでしたけど
「食と酒 吉村昭の流儀」はほんとに楽しく



町歩きのバイブルみたいでかっこよかったすねええ
映画もたいして見たわけでなく
それでも「エルビス」「ドライブマイカー」は


痺れました。
プレスリーの映画?はっ?
って思っていたんすよ、まあロックが聞ければいいか。
みたいな軽いノリでいったら、まあ大変
スターの苦悩と才能の開花がほんと見事
そもそものトムハンクスこそのムービでした。
「ドライブマイカー」は映像が素敵で・・



静かな暴力と車とSEXの調和にいい年こいた男の
ロードムービ・・・打ちのめさた次第です
「GET BACK」はもう・・・


かっこいいねええ
今年一番聞いた歌はこれでした
https://www.youtube.com/watch?v=EZ2dcMZaly4
来年はコンサートにいきたいなああ
4月には谷中銀座にICHIGOYAをもう一軒つくり。

なかなか手ごわいですね谷中・・・
来年はもっといい店にするべく
スタッフと造りあげていきますよおぉぉ!
ワインもたくさんいただきました。
円安、原油高、covid-19等々の要因がからむ
昨今ながらもワインは静かにほほ笑むばかりで
いとしい恋人でありがとうねええ
クレドセランの’14・・・よかったぁ
シュナンブランという魔法
ニコラジョリーでしょ

自然派でしょ自然はあああああ”!
臭いワインは自然派ではないんだよ。と
彼はしっかりと教えてくれます。
ワインバーで飲む自然派はこうでなくちゃねええ。
そして61歳の2023年へ
素敵なお客様tに恵まれて
とびきりのスタッフにも出会っている今
まだまだ年を理由にはできないっすねええ・・・
気持ちだけでも40代でいきませう来年のおれ

御茶ノ水 葡萄酒場 ICHIGOYA

2022-09-12 19:34:08 | イチゴヤ

それでも朝晩は涼しくて
やっとワインが美味しい気温となりました(かな?)

しかし

ガツン!とくるワインが、自分自身求めなくなり
それでもやはりカベルネの季節がもうすぐ・・・
いやいや、ならばネッビオーロなのか・・・?

ネッビオーロの気分だけどねええ
カベルネちゃんと探してご報告いたしたく
途中のご報告というハンパでございました

javascript:void(0)

谷中銀座店OPENしました

2022-09-01 18:43:25 | food





Morey StDenis 2005 2日目です

2022-04-18 15:51:00 | ノンジャンル

Bruno Clair

美味しいワインは時間を超越する。

ということをいつも感じていたので
あえての抜栓後24時間経過してのコメントを
お許しくださいませ。

モレサンの05でブリューノ。

抜宣直後は少し動物的なニュアンスもありつつも
時間と共に新たな枯れた表情を見せる歌姫のようでした

そして翌日

グラウに注ぎゆっくりと回しながら静かに眺めました
淵のカラーはバンホーデンとサイフォンコーヒーのエッヂ
ほのかなルビーを以前は纏っていたことを連想させては
中止に向かっては漆黒の闇への誘うような深い闇でした

嗚呼、このまま溺れていたい、その欲望に逆らえません

2日目なので華やかな果実系香りは遠のき
古新聞の束ねた香りとドライな葡萄由来の乾燥した香りが
グラスの中を漂い、ドライフラワも後から

傾けますと、タンニンが頬の内側に薄い膜を張り
ただ純粋で透明な液体だけが喉の奥へと伝い
まるで綺麗な石清水を味わう錯覚に溺れました。

2005年から休まずに砂時計の流るよな時間の重みに
濾過されたようなまるで「水」を味わい愉しみながら
昨日のワイン会の皆様の笑顔を反芻して、自分も笑うのでした。



ワインの会

2022-04-18 15:31:00 | ノンジャンル
先日の昆布泥棒の会のあとがきです

ブルゴーニュです・・・この会の合言葉は
ピノノアールとシャルドネです。
そしてシャンパーニュも大好きです
これだけで、いつまで時間を楽しみます

ボトルはそれぞれに生産者と畑、ヴィンテージが違い
「個体差」という
同じケースの中でも、それぞれに性質が変わるという
魔法のような物語を静かにしずかに、そっとグラウの淵から
鼻腔の奥、舌の先から全体に転がしながら、アフター余韻をも楽しみ
終わらない物語を語ります

そのつど、思わずでる笑顔の先には
、皆様が頬を紅潮させ瞳が輝き
賑やかな会話にその物語が次々に紐解かれる一夜

共有された時間がいつまでいつまでも

しあわせな時間こそワインの醍醐味