ブルゴーニュワイン会でした
今回のテーマは「シャンベルタンをめぐる冒険」(だったかな?)
造り手と畑とヴィンテージのそれぞれの個性を味わいつくすワイン会です(おおよそ変態的要素もふんだんに)はじまります
○ オレゴン シャルドネ (ドルーアン)
ドルーアンをいうネゴシアンがブルゴーニュにありますために
その、ドルーアンつながりで選んだお茶目な白ワインから
「シャブリ」と「「ムルソ」の中間というミネラルたっぷりな
逞しくも硬さの光るシャルドネ、最近こうしたスタイルが馴染みます。トレンドでもありますよね(たぶん)
○ スミスオーラフィット 仏ボルド 1996
いきなり2本目は熟成の極み、まさに蜂蜜とミツバチ
ゆるやかなうまみを溶け込み、アフタまでずっと続く
豊かな余韻はせつない思いでいっぱいです
○ ペロミノのACブル 1992
ここまで熟成いたしますと、まさにピノノワールの真骨頂!
「お出汁」「大根煮」「アズキ」といった優しい和食感溢れます・・・時間とともにお汁粉のようになりますのはご愛嬌で◎
○ オリヴィエバーンンスタインのジュブレイシャンベルタン
プルミエクリュ「カズティエ」 2014
骨格のしっかりとしたミネラルが特徴かと思いきや
時間とともに開きますといたって上品でジューシ。
綺麗なラインが続きましたで(最近評判ですねこちら)
○ シャルムシャンベルタン カスタニエ 2014
2014年ながらすでに美味しい・・・
とてもやわらかく、なめらかに流れます・・・
シャンベルタンらしからぬ優しさに包まれました
物腰おっとり貴婦人のようなワインです
◎ ドミニクローラン シャンベルタンプルミエ 2011
これぞシャンベルタンというべき味わい、力強く、酸も
タンニンもしっかりパワフル。初めから飲むと疲れるのが
たまにきずとなりでしょうか(華麗なる加齢ゆえ)
◎ ポンソ グリオットシャンベルタン 2001
ポンソ・・・いまや幻のような作り手
高騰し過ぎまして、たぶん今後飲めないかも・・という
今回の目玉でした
煮詰めましたさくらんぼのようなう豊かな味わいや香りが
始めから楽しめましたが、時間が、経つうちにもはやワイン
とは、思えぬ別の液体に代わっていきます
豊穣で肉付きよく、どこまでもまろやか・・・
ポンソのわけを知りました
◎ ゴッセ シャンパーニュ
悪い大人は最近、「〆しゃん」というサイダーを楽しみます
〆にシャンパーニュという愉悦
ゴッセはふくよかなボデイで楽しいです
歯茎を刺激する泡と舌にささる柔らかい酸味
シャンパーニュはもはや、スターターではなく占めです。