今年は雪が少なく、山菜の季節が早いですね
おかげで春スキーもなかなかに厳しい状況のようで
暖かな日差しを浴びながら飲むBEERも遠くなりそうです
先日、魚沼の(小出)旧家のご令嬢(元)さまが
ご来店の折、木の芽ご飯のお話に及びました
自分は、もともと木の芽(あけび新芽)をご飯に入れる
という習慣がなかったもので、とりとめて気には
してはいなかったのですが、そのお話の艶やかさに
魅せられ、思わず制作してしまいましたという顛末
鶏卵を茹でおきまして、黄身と白身に分けておきます
それぞれを包丁で細かく、ことにこまかく叩きまして
米粒の大きさと等しいようにいたします
そして木の芽と交互に並べますれば
三色の彩りと共に、目にあでやかなる眼福。
アクセントに山葵を添えましたら
温かい、お出しをそっとかけて召し上がります
お出しでいただく、木の芽の食感が見事!
ご飯とのハーモニーも楽しめて嬉しいシメの余韻です