神田駿河台 葡萄酒場 ICHIGOYA イチゴヤブログ

イチゴヤは神田駿河台の水捌け土地の土地の南向き斜面に
ひっそりとたたずんでおりました。

昆布ワイン会 赤ワインへ その2

2020-11-30 14:12:00 | ワイン


白ワインで充分に体も温まってまいりましたね‥‥
そろそろ赤ワインですよね。と皆さんの眼が光ります。
その視線の先には、この夜を照らします恐ろしくも神々しい
祝福されました赤い液体が鎮座しております


あのおおお、すいません「ルーミエ」なんですが!
1本目がルーミエですか…はああああ



でもしかし、しばし皆さんが沈黙でサイレント黙ったまま
しずかにグラスを嗅いでます。
そろそろと回しはじめようとする輩も
この会ではグラスを回すことはご法度なんです。NOスワリング!!
ワインをむやみに揺らしたり酸化促す行為に厳しい皆様でした。
が・・・ おかしい?バラの香りが見えない・・・
ルーミエといえば薔薇!!
そのドメーヌに住むという薔薇の香りに満たされて
いなければならぬのがジョルジュ・ルーミエの
証(あかし)なのに。ああ

軽やかでちょっと硬いタンニンが閉じています
とは言え、綺麗な白い花のような芳香はかすかに感じられ
ミネラルのきちんとした配列はほんとお見事、いまだ6年の時間は
これからの未来に恐ろしいまでの期待を抱かせてくれますね

でも。。。みなさまはやはりその期待をも込めまして
すっと、ずっとグラスに残したままおよそ2時間。
するとどうでしょう!
薔薇の香りが満ちてきますから、
ほんと恐るべし「ジョルジュ・ルーミエ」

やはり時間おきますと’14はまだ硬くとも、シャンボールらしい
軽やかで静謐な美しいベリーも現れまして果実味に笑いました。


そしてお次は

ユドロ・ノエラ 2008ですね


2008はとても気難し年でしたよね、確か・・

熟成です。きちんと熟成でした。
ほんのりとearthy(最近よく聞きますねオーガニック系のお店で)
土ですよ土、熟成からくるニュアンスですがグローブっぽい
ハーブもありました
ベリーは土にかえり、自分的には柔らかい梅風味の
白みそ汁的感覚・・・
裏側にあります落ち着いた酸味が織りなす構成でしょうなあ
ピノの熟成は必ず和風的要素を常い探してしまうあたしでした
ユドロノエラは熟成が早いですね、’08でこの風味を楽しめます。





昆布ワイン会 コロナの影響

2020-11-26 19:41:00 | ワイン



ワイン会開催されました。
3月開催の予定がコロナの影響にて
この良い日に粛々と…

なので気合い入りまくりのこの度です。
すでにスタートがメオ・カミュゼって
神への冒涜しかありません。16年ですよ。



はじめ固さを感じつつも、後半は
北川景子が口移しで触れるアプリコット
ジュースそのもの。。
軽いトーストに綺麗なミネラル、
柔肌のような酸と溺れていると
次の冒涜はスミスオーラフィット'10!



熟成をもってしても、この瑞々しさと
若々しい吉川里帆の微笑み。
折り重なる白い花の香りにアカシア
の蜂蜜が一滴流れました(当社比)

嗚呼。。ルフレーヴです。。。
ピュリニーだからとにかく綺麗!
上品でなめらかに清く、奥ゆかしく
凛としたルフレーヴらしさ。
瞼の奥に雅子皇后さまの微笑みを
感じずにはいられなく…
いつもルフレーヴは自分にとりまして
恐れ多いなあ。。と常に
そして赤ワインに続きます。
最も激しく神と対話致しますこの夜。


#メオ・カミュゼ
#スミスオーラフィット
#ルフレーヴ







ボージョレヌーボ 2020

2020-11-19 13:20:00 | ワイン

こんなに季節感ない今年ですが
きちんとカレンダはめくられて
今日は第3木曜日でした。

すっかりとボージョレも慣れましたよね?
えっ!ボージョレ、もういいよ…
と、いうのが本音でしよ、はい、わかってますよ!
まあ、1杯くらいお付き合い
お願いしますよぉ
季節もんですから、ねえ!


相変わらずのパカレです。
ばかの一つ覚え的ですがパカレです。
ご存知でしよ、無農薬のお約束的風味
馬糞のような、かぐわしき芳香が魅力でしよ
わかっていてもなかなか言わないけどねえ


そして、今年はSDGs!
よく聞くでしよ。なんちゃらかんちゃらで
あれですよ、あれ!
だから電車で運んだそうです。
ワインって振動が悪いのにねえ。
ごたいそうだけだ本質が抜けてるよ。
これじやぁお金もらえないから
サービスになっちゃうよ…

暇すぎて、やさぐれた木曜日でした。
あはは