白ワインで充分に体も温まってまいりましたね‥‥
そろそろ赤ワインですよね。と皆さんの眼が光ります。
その視線の先には、この夜を照らします恐ろしくも神々しい
祝福されました赤い液体が鎮座しております
あのおおお、すいません「ルーミエ」なんですが!
1本目がルーミエですか…はああああ

でもしかし、しばし皆さんが沈黙でサイレント黙ったまま
しずかにグラスを嗅いでます。
そろそろと回しはじめようとする輩も
この会ではグラスを回すことはご法度なんです。NOスワリング!!
ワインをむやみに揺らしたり酸化促す行為に厳しい皆様でした。
が・・・ おかしい?バラの香りが見えない・・・
ルーミエといえば薔薇!!
そのドメーヌに住むという薔薇の香りに満たされて
いなければならぬのがジョルジュ・ルーミエの
証(あかし)なのに。ああ
軽やかでちょっと硬いタンニンが閉じています
とは言え、綺麗な白い花のような芳香はかすかに感じられ
ミネラルのきちんとした配列はほんとお見事、いまだ6年の時間は
これからの未来に恐ろしいまでの期待を抱かせてくれますね
でも。。。みなさまはやはりその期待をも込めまして
すっと、ずっとグラスに残したままおよそ2時間。
するとどうでしょう!
薔薇の香りが満ちてきますから、
ほんと恐るべし「ジョルジュ・ルーミエ」
やはり時間おきますと’14はまだ硬くとも、シャンボールらしい
軽やかで静謐な美しいベリーも現れまして果実味に笑いました。
そしてお次は
ユドロ・ノエラ 2008ですね

2008はとても気難し年でしたよね、確か・・
熟成です。きちんと熟成でした。
ほんのりとearthy(最近よく聞きますねオーガニック系のお店で)
土ですよ土、熟成からくるニュアンスですがグローブっぽい
ハーブもありました
ベリーは土にかえり、自分的には柔らかい梅風味の
白みそ汁的感覚・・・
裏側にあります落ち着いた酸味が織りなす構成でしょうなあ
ピノの熟成は必ず和風的要素を常い探してしまうあたしでした
ユドロノエラは熟成が早いですね、’08でこの風味を楽しめます。