神田駿河台 葡萄酒場 ICHIGOYA イチゴヤブログ

イチゴヤは神田駿河台の水捌け土地の土地の南向き斜面に
ひっそりとたたずんでおりました。

新春に恒例の昆布ワイン会で新年会

2022-01-12 13:50:00 | ワイン

あけました・・・'22始まりました

コロナをいまだ引きずります世間様をしり目に
ことしも賑々しく定例会を開催の運びとあいなりました。

今年もどうぞよろしくお願いしますの言葉も
この泡の乾杯の声に消されながら
セルジュマチューの2012でした。

青リンゴの落ち着いた香りに包まれて、やわらかくふくよかな泡での乾杯
幸せな夜の予感しか感じない幕開けに胸が高鳴りました。

シャルドネだけというシンプルだけど心地よい厚みと
静かな余韻に満たされつつ・・ふううう




そして早速の白からあけましょう

ピュリニのプルミエ

ミネラルの塊(かたまり)が口の中で弾けながら
でも、研ぎ澄まされた透明感が夢見心地へと誘い
おもいはすでに石灰の土壌の中へと夢想

余韻には不思議な静寂を感じています




はあああ

デュジャックのモレサンの’14・・・・きました

ため息しか出ませんよ、ほんとに

クルミとナッツが柔らかく溶けていきます
控えめなあどけなを秘めたまま、隠し切れないエレガンスが
アフタには、そこはかとなく漂う愉悦

派手さではない、おそろしく研ぎ澄まされた水墨画のように




そして赤は新春のブルゴーニュに与えられた贅沢

グランクリュ飲み比べ大会 シャンベルタンだよソレソレ飲めのめ!

と!思ったら・・・「中シャンいきましょ」とのお言葉
いつでもどこでも、「シャン」は大活躍。
みんな大好きな「シャン」は乾杯から閉めから「なか」までも。


かすかに桃やオレンジの香りを感じながらの一口目で、
いきなり「目が覚めました・・・・」まさにそれ(寝てました?)

細やかな泡に葡萄の旨味だけが溶け込み
佇まいもゆっくりとスケールの大きな
奥行と余韻だけ響き渡りました。
もう降参、完敗です。
ひれ伏すだけです。このままずっと飲ませてください・・・

恐ろしいまでの’09


で、グランクリュいきますいっきに2本並べました


シャンベルタンの力強さとブルゴーニュの熟成のもたらす贅沢
そのままボトルに溜まっていますね。
まるで「大人のチェリーブランデーケーキ風味」
どこまでも香ります



で・・・これは・・・
シャルムでマゾワイエールでデザインが・・・
ルーミエっぽいよなああ・・・

一言「クリーミー」「滑らかな」「磨かれた」
それは「チェリーの薔薇風味フィナンシェ」のように
こんなワインがちゃんとあるんだよね・・・




で、ボルドが用意してあるから不思議ですね
10年経過の熟成を楽しみます。

まだまだ若い・・・(ひそかに思う)
でも開き始めると一面に花が散りばめられては
「ヨーグルト風味のブルーベリーを浮かべえた紅茶」のよう



’85のポートもちゃんと鎮座してました
こちらも若い、まだまだいきそうで、皆様もあと10年
いや20年これからも熟成を楽しもうね。
と、いいながら今年もワインに溺れること予感しながらの閉会

のはずが・・・シャンパーニュもう1本飲んでましたよ。




ヌフパプで年明け 今年もね

2022-01-06 15:00:00 | ワイン


ピエールウセリオの’08で今年も始めましょ


思いのほか熟成の進んだヌフは
とても乾いた香りに包まれておりましたし

昔、実家の床の間に鎮座していた剥製の「テン」の
毛の香りを思い出し、懐かしさも提供してくれて
嬉しいねええ。

そしてなによりも年の初めに
大塚投手と一緒にグラスを傾けていられるこの瞬間も
この味わいにパーフェクトな喜びを添えてくれて
今年の嬉しい予感に満ちた営業初日でした・・・・

部長の憂いと、静かな酔いと
チームの愉快な会話でヌフパプと共に






明けましておめでとうございます

2022-01-05 15:18:00 | ワイン


明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ御贔屓にお願い致します。

まだまだコロナ禍の様相を呈しておりますので
基本的には3組さま限定で営業を続けて参ります

世間様の動向を鑑みまして
その都度対応させて頂きます所存でございます。

なにとぞ・・何卒どうぞよろしくお願いいたします・・・

神田明神がやはり凄い形相でございましたため
近所の太田姫稲荷にて新年のご挨拶をさせて頂きました
ありがとうございます。ツルカメツルカメ