神田駿河台 葡萄酒場 ICHIGOYA イチゴヤブログ

イチゴヤは神田駿河台の水捌け土地の土地の南向き斜面に
ひっそりとたたずんでおりました。

Morey StDenis 2005 2日目です

2022-04-18 15:51:00 | ノンジャンル

Bruno Clair

美味しいワインは時間を超越する。

ということをいつも感じていたので
あえての抜栓後24時間経過してのコメントを
お許しくださいませ。

モレサンの05でブリューノ。

抜宣直後は少し動物的なニュアンスもありつつも
時間と共に新たな枯れた表情を見せる歌姫のようでした

そして翌日

グラウに注ぎゆっくりと回しながら静かに眺めました
淵のカラーはバンホーデンとサイフォンコーヒーのエッヂ
ほのかなルビーを以前は纏っていたことを連想させては
中止に向かっては漆黒の闇への誘うような深い闇でした

嗚呼、このまま溺れていたい、その欲望に逆らえません

2日目なので華やかな果実系香りは遠のき
古新聞の束ねた香りとドライな葡萄由来の乾燥した香りが
グラスの中を漂い、ドライフラワも後から

傾けますと、タンニンが頬の内側に薄い膜を張り
ただ純粋で透明な液体だけが喉の奥へと伝い
まるで綺麗な石清水を味わう錯覚に溺れました。

2005年から休まずに砂時計の流るよな時間の重みに
濾過されたようなまるで「水」を味わい愉しみながら
昨日のワイン会の皆様の笑顔を反芻して、自分も笑うのでした。



ワインの会

2022-04-18 15:31:00 | ノンジャンル
先日の昆布泥棒の会のあとがきです

ブルゴーニュです・・・この会の合言葉は
ピノノアールとシャルドネです。
そしてシャンパーニュも大好きです
これだけで、いつまで時間を楽しみます

ボトルはそれぞれに生産者と畑、ヴィンテージが違い
「個体差」という
同じケースの中でも、それぞれに性質が変わるという
魔法のような物語を静かにしずかに、そっとグラウの淵から
鼻腔の奥、舌の先から全体に転がしながら、アフター余韻をも楽しみ
終わらない物語を語ります

そのつど、思わずでる笑顔の先には
、皆様が頬を紅潮させ瞳が輝き
賑やかな会話にその物語が次々に紐解かれる一夜

共有された時間がいつまでいつまでも

しあわせな時間こそワインの醍醐味


ICHIGOYA 谷中銀座 工事

2022-04-18 15:08:00 | ノンジャンル


コロナが及ぼしたのは身体の病気以上に
自分の行動を制限させる気持ちのブレーキと
お互いに顔を伺いながら、歩調を合わせる病のように
やっぱり気を付けておりました。

昨日、東京女子医大にまたまたまたお世話になりながら
一泊させて頂き、なじみの先生、看護師様にも
お会いし、病院の大切さ、医療のありがたさ
人のぬくもりにも触れては河田町を後にしました。

そして・・・・
ICHIGOYA 谷中銀座の工事がスタート致しました。
コロナ禍においていったい何を考えているんだ?
と、避難されながら工事スタートしています。

深く反省しながら今月末のOPENに向けまして
粛々と準備を進める気持ちでございました。

敬具