▲「筑波山の山頂は雲の中」
今年の8月中旬はお盆の期間も含め茨城県筑西市からでも
筑波山の山頂がなかなか見えないような天気が続きました。
今日の読売新聞の茨城版に筑波山の北にある真壁(茨城県桜川市)に
ついて触れた文章がありました。
北関東ではどこへ行くにもクルマの人が多く
筑西と真壁を結ぶバス路線も廃止されてしまって今は無いのですが
クルマならいつでもどこでも行けるので、多くの人にとって影響を
感じないということでしょう。
筑波山から数十kmの距離にある東京はというと…。
▲「通勤時間帯の東京」
駅からオフィスビルに向けて人の流れが続いています。
人数は非常に多いのですが駅の改札から一方向の流れなので、
クルマが錯綜している北関東よりも流れはスムーズです。
体の性別と違う性自認を持っている(体の性別と心の性別が違う)人
がいることを
青森と同じくらい東京からの距離がある(700km以上)岡山に
それほど田舎という認識を持っていない人がいることに
たとえて話すことも出来ますが、
実際に岡山では
「岡山市中心部でオフィス需給逼迫」[山陽新聞→]
しているようです。
それから
「封じ込められた子ども、その心を聴く」という本を発行した
ふくろう出版[サイト→]も岡山市の友野印刷ビルにあります。
▲「中国山地の山あいにある鳥取県日南町」
都会に引っ越さなくても
公共交通で都会に行くことは出来ます。
地方で生まれ育った人にも
‘東京(首都圏)に引っ越して働く’だけでなく
‘地方都市に通勤して働く’や
‘農山漁村で働き大都市に出かける’という選択肢も示せれば、
何も農村や山村や漁村は地域として消滅することはないのです。
ただ日本には新卒一括採用という雇用慣行があるので、
引っ越す(住所を変える)とか性別を変えるということよりも
むしろ
正社員としての採用の機会を有効に活用することのほうが重要だと
考えます。
首都圏で男として生まれ男として育った男の心を持つ人は・・・
進学し・・・就職し・・・結婚し・・・子どもが生まれ・・・
家族で旅行に行き・・・明日はオフィスビルに出勤!?
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