みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

通勤圏

2005年05月11日 | Weblog
 大都市から近郊電車に1時間乗ると、ここまで行きます。
これらの駅よりも郊外に住んでいて、都心に勤めているとすると、
朝のラッシュ時は通勤時間が1時間半以上かかってしまうかも知
れません。
路線によっては大都市から50km以上離れているところから都心への
通勤が現実的になっています。


 『大都市から近郊電車で1時間以内の範囲』 [地図→]
(乗車時間1時間は、自宅から乗車駅まで・下車駅から職場までの
 時間を含めると1時間半ぐらいになってしまうのでは)
                (2005年3月1日改正のダイヤより)
【関東-山手線
 の駅から】   【昼間時】      【朝のラッシュ時】
神奈川県(南)方面:国府津駅…(70.9km)・茅ヶ崎駅…(51.8km)
山梨県(西)方面 :相模湖駅…(52.3km)・西八王子駅(39.5km)
埼玉県(北)方面 :古河駅……(61.1km)・東鷲宮駅…(48.0km)
千葉県(東)方面 :佐倉駅……(55.3km)・佐倉駅……(55.3km)
関東4路線平均 :昼間時59.9km    ・朝のラッシュ時48.7km

【関西-大阪環
 状線の駅から】 【昼間時】      【朝のラッシュ時】
兵庫県(西)方面 :姫路駅……(87.9km)・宝殿駅……(75.5km)
京都府(北)方面 :近江八幡駅(82.1km)・野洲駅……(72.5km)
奈良県(東)方面 :笠置駅……(57.2km)・木津駅……(44.5km)
和歌山県(南)方面:和歌山駅…(61.3km)・和泉鳥取駅(43.3km)
関西4路線平均 :昼間時72.1km    ・朝のラッシュ時59.0km
-------- ---------- ----------
<参考>JR宝塚線:南矢代駅…(63.8km)・草野駅……(58.2km)


 JR宝塚線の脱線事故は、並行する阪急宝塚線との競争があって
、JRのほうはスピードで対抗していたことが背景にあると考えら
れていますが、
関東でもこの夏に「つくばエクスプレス」[リンク→] が開業する予定
で、東京~茨城県南部の間でJR常磐線と競合が生じます。
つくばエクスプレスは最高時速 130kmで近郊電車を運行し、秋葉原
駅~つくば駅間を45分で結ぶ計画です。
JR東日本もスピードに目覚めたのか、JR常磐線に新型近郊車両
を導入して最高時速 130kmで運行するダイヤ改正を行います。

 つくばエクスプレスの秋葉原駅~つくば駅間58.3kmが所要45分と
いうのは、上の表では約75.0km に相当します。
まだ開業前なのに、この「45分」というのは茨城県つくば市あたり
では広まっていて、
都心から45分の粋な田園生活と書かれた
「つくばスタイル」[リンク→] という本まであります。
都心から50km以上離れている農村部に住むわたしとしては、つくば
エクスプレスの開業によって都心から50km以上離れている筑波研究
学園都市が東京の通勤圏になることは喜ぶべきことなのですが、今
はスピード・利益より安全優先であって欲しいという気持ちのほう
が大きくなっています。
コメント
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