みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

栃木身の丈岡山と同じ

2014年09月07日 | 栃木県
東京ではマイルドヤンキーのように見える価値観やライフスタイルも、
地方では一般的です。

■友人関係を大事にし、家族との関係もかなり良好
■地元志向で東京への憧れがない

ならばネットでなくても家族や友人経由で情報を得られます。
同じように

仕事や買い物も地元ならば、歩いて行くには遠いけれど電車で行く
ほどではなくクルマで足りるということになります。
そして子どものころから親に乗せていってもらっていれば
公共交通の利用なく育ちます。


雀宮の東

「雀宮の東」(栃木県宇都宮市)

  どこへ行くにもクルマの人が多い地域では
  駅前・街なかよりも
  クルマでの行きやすさ・クルマの駐めやすさ
  のほうが重視されていきます。


JR東日本の特急「スワローあかぎ」の広告に

‘明日の朝は、ゆっくり座って通勤したいな☆’
‘朝活にぴったり!’
‘あとはコーヒー飲んで、仕事に備えよう♪’
‘車内で時間を有効活用’

とありましたが、
東京圏のインテリタイプの人には
“特急でラクラク通勤”でも、
群馬県の長い距離を運転しても抵抗を感じない人には
“電車で弱者が就労”に見えるかも知れません。
バスを待っている人を
ドライバーがかわいそうに思うのが群馬の実例でありました。

~~~~~~~~~~
2009年の栃木県の地方紙「下野新聞」では

2月5日:行政負担10億円超 (栃木県内のバス)
5月20日:市バス利用振るわず
5月22日:栃木県は岡山県と同じ身の丈
5月24日:生活交通の再構築支援 (栃木県庁)
6月20日:お年寄りの足運行拡大 (芳賀町ふれあいタクシー)


東京から数十kmの関東でも岡山県なみ
という経済・財政状況に危機感を抱き
このころからバスからデマンド交通への流れが進んでいきました。

おーバス桑絹南路線

「公設民託でも2年7ヶ月で終わったバス路線」

  2008年3月に運行が始まった
  小山市役所のコミュニティバスの桑絹南路線は
  2010年9月限りで運行を終了しデマンド交通に移行しました。


こうしたことからわたしは
栃木県と人口が同じくらいの岡山県への関心を持ち始めました。

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