みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

弱者・賢者/栗橋・栗東

2014年09月15日 | Weblog
今日は敬老の日です。

日常生活がクルマで足りている人が少なくないなか、
公共交通は高齢者や障害者のために必要だといわれていますがどう
でしょうか?。
60代になっても70代になっても引き続きどこへ行くにもクルマの人
がいますし、他の人にクルマで乗せて行ってもらう人もいますし、
外出したい人ばかりでもありません。

栃木県と岡山県は人口が同じくらいなので、
栃木県では‘関東でも岡山県と同じ身の丈’と言えれば、一方
岡山県では‘南東北の栃木県と同じ身の丈’とも言えそうです。
路線バスが赤字ならば自治体の公設民託(民間委託)で残していく
方法があるのですが、栃木県内では公共交通は交通弱者への福祉と
認識されつつあるので、自治体の中には…。


【下野新聞2011年12月9日の記事では】
・・・町は8日、来年4月から、
デマンド交通システムの試験運行を
開始することを明らかにした・・・
・・・デマンド交通は移動手段の確保が困難な高齢者に対する
福祉
サービス
の一環・・・
・・・町が10人乗りワゴン車3台を5年間のリース契約で確保し、運
行業者に貸与する予定。業務全般を運行業者に委託する・・・
・・・利用
対象者は65歳以上の高齢者や障害者など。利用は登録制
で、希望者は
保健福祉課を通して登録する・・・


~~~~~~~~~~
栃木県の南の
東京近郊の栗橋(埼玉県久喜市)でもデマンド交通が導入されてい
ます。
久喜市デマンド交通停留所

「栗橋駅東口にあるデマンド交通の停留所」(右側)

  久喜市役所のサイトを見ると
  質問:デマンド交通は誰でも利用できますか?
  回答:市内に在住、在勤、又は在学している方であれば、利用
     できます

  とあります。


大阪近郊の栗東(滋賀県栗東市)では
140915

△ [資料]「くりちゃんバス・タクシーが運行されています」

  栗東市役所のサイトを見ると  
  ‘くりちゃんバスもしもしダイヤル(案内電話)’や
  ‘くりちゃんタクシー予約フリーダイヤル’や
  ‘くりちゃんバスペーパークラフト’
  もあるようです。


利用を促進して財政負担を抑えるほかに、
予約制であれば予約がなければ運行しなくて済むので
利用を抑制して財政負担を抑えるという手も出て来ますが
今後はどちらの方針が日本では広がっていくのでしょうか?。

~~~~~~~~~~
稲枝駅の東へは

△ [資料]「滋賀県では…弱い?/賢い?」

  ロマンスシートの近郊電車で駅に着くと
  駅から離れたところへも山の斜面の手前まで
  公共交通(二次交通)で行くことが出来ます。


東京から数百km離れた地方でも
公共交通が一般的な交通手段として利用され、
人々がスマートに(賢明に)移動出来ているようです。


商品でもサービスでも‘高齢者向け’とか‘高齢者用’と明確にし
るすとむしろ敬遠してしまう人もいるのではないでしょうか?。


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