みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

地方にかえる若者たち

2014年12月28日 | Weblog
この年末年始にふるさとに帰省されるかたも多いと思われます。
帰省ラッシュもすでに始まっています。

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ふるさとといえば[田舎]とか[農山村]とか[地方]を思い浮かべられ
ることが多いですが、東京や都会で生まれ育った人にとってはそこ
がふるさとといえます。
そして生まれ育った地域に住み続けている人の場合は、親戚の家も
同じ地域内にあって訪問が日常的になっているかも知れません。


企業の本社の東京(東京圏)への一極集中

正社員(特に総合職)の採用の権限を持つ

東京圏の大学に進学したほうが就職活動がしやすい


というふうに、都会へのあこがれというよりも
進学・就職が地元を離れる理由になっています。

「ヤンキー経済」(幻冬舎新書)の著者の原田 曜平さんの
‘仕事さえあれば地方に残る’という言葉が
2014年9月1日の読売新聞にあります。

東武日光線藤岡駅~静和駅間

「東京から数十kmの東武沿線」(栃木県栃木市)

  東京に通勤というよりは
  東京から帰省というおもむきが…。


東京から青森と同じくらい離れたところにある岡山で
阿部 真大さんがフィールドワークを行って書かれたのが
「地方にこもる若者たち」(朝日新書)です。
地方でも、求人から仕事を得て収入が入れば
クルマでイオンモール倉敷にドライブがてら買い物に行って食事も
出来ます。仲間や家族と行けば地元の生活が楽しいものになりま
す。
イオンモールは北海道から九州まで(外国にも)あり、
そこに入っている全国チェーン(世界的に展開しているチェーンも)
で買い物をする場合には
北海道と東京圏と九州の差を感じさせませ


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ただ、クルマで目的地へ直行する人ばかりでは、
クルマで行きにくく・クルマを駐めにくい街なかは敬遠され、
現状では少子化・過疎化(人口流出)に加えて空洞化が進んでいま
す。
シャッター通りでは済まない

「シャッター通りでは済まない」(北関東の都市中心部)

  店舗のシャッターを閉めて住宅として建物を使っている段階か
  ら空き家、空き地になっていくかも知れません。


地方は大丈夫でも都市は…と思っていたところ
イオンモール岡山が街なかにオープンしたので、
今後が気になります。


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