みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

国鉄分割民営化30年

2017年04月03日 | 公共交通
国鉄が分割民営化されJR7社に鉄道事業が引き継がれてから
この4月で30年が経ちました。

経営効率やサービスが民間企業並みになったという点では成果が出
たと思います。
駅のアナウンスや車内放送にもそれが表れ、自動化された部分もあ
れば他の業種を思い起こさせるほど丁寧になった部分もあります。

ですが国鉄債務についてはまだかなりの額が残っています。
そして事業環境については良くなっているわけではありません。
東京近郊や仙台近郊では比較的通勤に鉄道が利用されますが、
福島県や岩手県ではどうでしょう?。
仕事の後にクルマを運転して帰るのに抵抗を感じないような人は
どこへ行くにもクルマで行くかも知れませんし、
電車で来た人に対しては‘免許無いの?’とか‘クルマ無いの?’
という疑問を持つかも知れません。
利用したら稼動能力や経済力が疑われてしまうようなサービスから
脱却するのにもこの30年の蓄積を活かして欲しいものです。

坂出駅北口

「坂出駅北口ロータリー」

 JR四国は30年経って残っていること自体
 評価されても良いのでは?。



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