みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

ミッシングワーカー

2018年06月03日 | 雇用・仕事・生活費
昨日、休出から帰って来た後にNHKスペシャルで
「ミッシングワーカー 働くことをあきらめて・・・」[サイト→]
が放送されていました。

その番組中に出ていた中高年の非正規労働や独身の割合を見ると
やっぱり団塊ジュニアの世代のバブル後の就職難が影響しているの
では?と思ってしまいます。

ただ、家族の介護をするために辞職した市長もいるくらいですから
正社員でも介護離職に至らないとは限りませんし
妻(嫁)の介護離職によって共働きが崩れて家計に影響が出る家庭も
あるかも知れません
(わたしだって将来、週末の夜にテレビの前で親の介護をしている
かも知れません)。

‘家族が面倒を見るべき’とか‘施設ではなく家で暮らしたい’と
いう考えの人もいるなか、
失業者が無業者(分類の都合上)となって親を介護し
親の年金を家族の生活費に充てれば
財政的には
失業給付や介護費が抑えられることにも。
施設の職員による介護と家族による介護の違いを有償労働と無償労
働の違いと考えれば、これは無業ではなく見えない労働なのでは?。

介護は育児とは違って終わりがはっきりしていないので、
介護が終わったら60代になっていて結局は早期退職の状態で今度
は自分が年金を受給、という流れになるとこれもまた失業問題とし
ては表面化しません。

──────────────────────────────
他にも
長時間労働や過重労働で身体や精神を悪くして働けなくなる人もい
れば、
コミュニケーション能力や対人関係能力や社会性に問題を抱えてい
て不登校や引きこもりに至り働けなくなる人もいます。

希望は…
人は働くために生まれてくるのではないと言っておきます。
べてるの家やダルクのほうがミーティングなど解決の糸口を探る機
会があるようにも思えます。


人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする