みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

都市である必要性

2016年06月05日 | 賑わい
瀬戸大橋が開通して四国から本州が近くなったと感じられますが、
実際は香川県坂出市から岡山県岡山市まで約50kmあります
(岡山県高梁市から岡山市までも約50km)。

これは首都圏では
神奈川県藤沢市や東京都あきる野市や埼玉県幸手市や千葉県佐倉市
~東京都心間にあたるくらいの距離です。

幸手駅(2016年5月)

「東京から約50kmの埼玉県幸手市」(2016年5月撮影)

 埼玉県幸手市中心部にある東武日光線幸手駅へは
 地下鉄の東京メトロ半蔵門線から直通列車が運転されています。


北関東に接している埼玉県の幸手市や久喜市や加須市は
北関東のようにどこへ行くにもクルマの人が多いようです。
クルマなら駅前や街なかを通る必要はありません。
むしろクルマで走りにくく駐めにくい
駅前や街なかは敬遠される
傾向にあります。

新4号国道(栃木県小山市)

「都市である必要性は?」(栃木県小山市の新4号国道)

どこへ行くにもクルマの人が多い地域では、
駅の近くや街なかよりも駐車スペースがとれる敷地のほうが良いの
で、
住宅や店舗や工場は点在することになります。
地方都市にある必要性だけでなく
そもそも都市である必要性が考えさせられます。

幸手市デマンド交通

「幸手市デマンド交通」

 利用には登録予約が必要。
 ‘幸手市内に在住の方ならどなたでも’というのは住民限定


どこへ行くにもクルマが一般的な地域では
“公共交通は交通弱者が利用するもの”
と認識されている(クルマに乗れない人が電車で行くみたいな)ようで
これでは
公共交通の利用者層が限定されてしまいます。

鷺沼駅からの川崎市営バス

「神奈川県の鷺沼へも東京から地下鉄の列車が直通」

 神奈川県川崎市宮前区にある東急田園都市線鷺沼駅へも
 地下鉄の東京メトロ半蔵門線から列車が直通しています。
 駅から離れた所へは、残業から帰る時間帯にも川崎市営バスが利
 用出来るようです。


ここは公共交通が一般的な移動手段になっている地域のようです。
残業で疲れているときにはこっちのほうがいいとわたしは思うので
すが、
力仕事の工場で残業をした後でもクルマを運転して帰るのに抵抗が
ない人には
“弱者”の発想に感じられるのかも知れません。

東京近郊でもいろいろな地域があります。
そんななかで地方のこれからは?。


そもそも、東京にはオフィスビルで残業をしていたり保育園が足り
ないぐらい子どもがいる地域があるので、それが少し地方に回ると
いうことも考えてしまうのですが…。


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