住民の雇用を確保するために工業団地を開発して工場を誘致するこ
とは多くの自治体で行われています。
ですが少子化の影響もあって進学率は上昇しているので、他の地域
の大学に進学そして他の地域で就職、といった若者が地元で働かな
い流れもあります。
▲「工業団地への案内看板」(茨城県筑西市)
下館の高校を卒業した若者は
大学に進学しないで工場で働きたい?、
それとも大学を出てから工場で働きたい?。
若者が工場で働きたがらずに人手不足になった場合、
頼りになるのは外国人です[J-CASTニュース→]。
外国人労働者はパワフルでタフです。
日本人ならばコンコンとやるところを外国人はゴンで済みます。
出身地では1日8時間労働や終身雇用というわけではありません。
東南アジアや南アジア出身ならば暑いのにも慣れています。
体を自分の体だと認識しないわたしが黙々とフルスピードで作業を
しても、外国人のほうが早く作業が終わりおしゃべりをする余裕さ
えあります。
あおり生産で「はやくやれ!」と言われているのに待ち時間が生じ
ている…。
管理職や幹部や経営者がこの光景を見たらどう思うでしょう?。
稼動能力が要求水準に足りないのを‘ゆっくりやっている’とか
‘のんびりやっている’とか‘ダラダラやっている’と解釈するの
です。
▲「日本は低福祉」(筑西市に限らない)
日本は低福祉だから貧困への対応策が就労支援に偏り気味になっ
てしまうのでしょうか?。
人間は働くために生きているわけではなく、
企業は雇用ではなく利益(利潤)を確保するために事業を行ってい
るのですが。
稼動能力が要求水準に足りないのを、
病気でないと解釈して非正規雇用のもとで働くのと
病気だと解釈して障害者雇用のもとで働くのとではどちらが良い
でしょうか?。
障害者雇用の枠組みには法定雇用率までの雇用の義務や合理的配慮
の概念もあります。
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