みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

トランスジェンダー今の意味?

2015年02月15日 | 性格と性別
NHKのニュースウォッチ9[サイト→]で2月5日に性同一性障害につい
て取り上げていました。

読売新聞にも2月3日に「性的少数者職場で配慮」という記事があ
ったのですが、こちらのほうではトランスジェンダーという名称が
使われています。記事には
トランスジェンダーとは
“身体的な性別と心の性別が一致しない人”
とあります。
雑誌「SPA!」(2月10・17日号)のドン・キホーテのピアスには
トランスジェンダーを
“男の体で生まれて、性自認としては女”
と説明している文があります。

あれっ?、トランスジェンダーって
“性別を越境した人”
トランスセクシャルが
“性別を変更した人”
じゃなかったんだっけ、とそれを読んだ時に思いました。
それじゃ
“体の性別と心の性別が違う人”をなんて言うんだろう…
という思いに至ったのですが。

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『オカマ』という言葉が当てはまりそうですが、
女性の代わりとして男性が接客をする‘オカマの店’、
女性の姿をした男性が接客をする‘ニューハーフの店’という
業態のお店の従業員もオカマやニューハーフと言われています。
ですが歌舞伎の女形の人が女の心を・宝塚歌劇の男役の人が男の心
を持っているとは言わないのと同様、この業態のお店で働いている
人が女の心を持っているとは限りません。
むしろ男の心を持っている人のほうが男性客と話が合いやすく、こ
の業態のコンセプトを打ち出せるのではないでしょうか?
(女性の従業員が男性客に話を合わせるのが銀座のお店)。
──────────
『性同一性障害』という言葉はどうでしょう。
診断基準が当てはまれば診断されうるのですが、
性別違和感によって生活や仕事に支障が出るかどうかのほうが重視
されるようです。
──────────────────────────────

結局、“体の性別と心の性別が違う人”を特定する言葉がはっきり
と分からずじまいに…。
3月21・22日に大阪府立大学で開かれる予定のGID学会第17回研究大
会のテーマは「トランスジェンダーの健康と権利」なのですが、
『トランスジェンダー』という言葉に学術的な定義がされていくよ
うにこれからなるのでしょうか?。

~~~~~~~~~~
今日の読売新聞の記事でもトランスジェンダーは一致しない人とあ
ります。
それならば別に心の性別や性自認の性別で生活していなくてもあて
はまってしまうわけです。
たとえば、体が男で性自認が男ではない少年が女子として生活を送
っていなくてもトランスジェンダーということになります。
他の人から理解されずに男子として生活を送らざるを得ない場合、
女子のイメージを通して内と外の矛盾に対応するとしたら、
その女子のキャラクターが演劇部に入って男子の役を演ずるという
設定を通して、現実の生活を送る!?。
こんな生活は鴻上 尚史さんが芝居にしてもややこしいのではない
でしょうか?。

雑草ではなく麦

「冬の畑」(茨城県筑西市内)

  畑に生えているのは雑草ではなく麦です。
  東京と同じく真冬でも吹雪にならず雪かきや雪おろしをしなく
  てもいい分活動しやすいといえます。



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