城 名:羽尾館(はねおやかた)
別 名:羽尾堀ノ内
形 態:館
指 定:-
所在地:埼玉県比企郡滑川町大字羽尾字堀の内4806 羽尾神社
微高地先端にある羽尾神社にはかつて館があったのではないかと言われています。城館があったという記録も伝
承もないようですが、記堀の内という地名が残されていることから中世の館跡ではないかと考えられているよう
です。
また、社殿西側(裏側)には遺構ではないかと思われる空堀ようの用水路があることも、その理由付けになって
いるようですが、城館があったという確たる裏付けとなるものではないと思います。
「村社 羽尾神社」の社号標
羽尾神社の説明板
同社は倭健命(日本武尊)とともに青鳥判官として東松山市に所在する青鳥城主と伝わる藤原恒儀(ふじわらの
つねのり)を祀り「恒儀様」(こうぎさま)とも呼ばれて村人の尊崇を集めたとされているとのことですが、伝
承の要素が強くその真偽の程は定かではないようです。
参道 境内が他の場所より一段高くなっているのが分ります
境内
拝殿
扁額
本殿 この西側(裏側)にあるとされる空堀ようの遺構は雨天のため確認しませんでした(本当は失念)
拝殿前から鳥居方向に
館があったのかどうかはずぶの素人に判断できるわけでもありませんが、城館があったのではないかということ
であれば一度は訪ねてみたいと思うのが城好きの常でしょうか(たいしたことはない城好きではありますが)
散策日:平成29年(2017)10月15日(日)