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道徳を教科にするなら?!

2007年04月08日 11時44分36秒 | 江戸しぐさ
教育再生に向け「道徳」を正式教科に 予測される論争 教育再生会議の第一分科会(学校再生)は先月29日、小・中・高校において「道徳」を正式な科目として位置づけることで一致し..........≪続きを読む≫

私が初めて県の審議委員をさせて頂いたのが、「道徳教育審議委員」でした。

その委員会は委員の人数も多く、20名ぐらい居たと思いますが、一通り自己紹介を始めたときに、

委員の皆さんが口々に言ったことは、

「道徳とは、人に迷惑をかけないこと」でした。

それを、まるで呪文のように繰り返し聞かされたとき、

私の心の中には、言葉に表現できないようなとても嫌な気持ちが渦巻きました。


人間とは、本来支えあっていくもの。

時にはお互いに迷惑を掛け合い、助け合うこともあるはず。


なのに、「人に迷惑をかけない」ということは、

だんだんと存在まで否定されているような気になってしまいました。


つまり「私に迷惑かけないでね!」と、連発されてる心境になったのです。


そこには、「お互い様」の精神は存在していません。

それは、人間社会とは言えない!と、私は思いました。


私が思う道徳とは、

お互いに人に迷惑を掛けないようにはしながらも、

人からの迷惑を受け入れられる器を持ちましょう!

人は、お互いに助け合って生きていく動物なのだから。


自分は人に迷惑をかけていないつもりでも、

かけてしまっていることが世の中には沢山あります。


だからこそ、人からの迷惑は、お互い様の精神で許しあうことが大切だと思うのです。


そして、道徳教育で教科書が必要ならば、

やはりお薦めは「江戸しぐさ」です。


「江戸しぐさ」には、行動だけではなく、相互扶助の精神が根っこにありますから、

まさに道徳教育の教科書としては最適だと思います。


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