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クレイマ~

2008年06月30日 23時34分27秒 | 社会で学ぶ!
誰がクレイマ~かって?

それは「ワタシ」です!!

実は!!(ちょっと長いけど良かったらお付き合いくださいネ♪)

先日の岩手・宮城内陸型地震があった日に、

我が家の防災対策委員長?の命令で、

我が家の全てのタンスや本箱に設置すべく、

転倒防止ポールを購入したのでした。


当初地元の企業のものを購入しようと、

A社のものだけで揃えようとしましたが、

あいにくサイズ切れもあったため、H社のものも購入しました。


早速、防災対策委員長が、リビングの本箱やタンス、

冷蔵庫などに設置していったのですが、

私のタンスのところで、

「ダメだ!できない!!」と言いました。


リビングで設置したときは、H社のものでしたが、

私のタンスのところはA社のものでした。


何故、わたしのところだけできないのか?と思ったら、

天井とタンスの間にポールを突っ張らせたあと、ピッタリ設置するために、

上下の高さの微調整を行ったあとネジを締めるのですが、

そのネジの位置が天井に近い位置にあったため、

手がしっかり届かず、うまく締めれないのです


H社のものは、同じような仕様でしたが、タンスに近い位置にネジがあったので、

しっかりネジを締めることができたのです。


A社のものはネジの位置が天井近くのため、

慎重が180センチ以上でなければ、届かない状態でした。


我が家にそんな長身の人材はおりませんし、キャタツもありません。

イスに上がっているのですが、なんとしても届きません。

何しろタンスは奥行きが60センチぐらいあるので、

ネジの位置がより遠くになってしまいますからね。


金額は¥1300円ぐらいのものなので、

返品できなくても仕方ないと思えたのですが、

もしも、同じようにA社の商品を購入した人が、

設置できなかったとしたら?

と、考えると黙っては居られませんでした。


だって、宮城県にはあと30年以内に99%、

10以内にも60~70%の確立で大きな地震が来ると言われています。

今回の地震によって、地震対策を考えた人も大勢居ると思います。

そう思ったら、大至急商品の改良をしてもらいたいと思い、

A社のコミュニケーションセンターへ電話をかけました。


電話に出られたのは、まだ二十歳ぐらいではないかと思えるような

若い女性でした。

最初、いくら説明してもなかなか理解してもらえなかったのですが、

「あなたが、この転倒防止ポールを設置しようとしたとして考えてみてください。

 タンスと天井の間に設置します。高さを調整して、さあネジを締めようと

 したけれど、ネジの位置が天井に近い位置にあるため

 手が届かずネジが締められません。

 イスに乗っていますけど、これ以上高いイスはありません。

 家にはキャタツもありません。一人暮らしでやってくれる人もいません。」

と、話したら、

「自分でやる場合を考えたら、わかりました。それは、ネジの位置が

 低くないと付けにくいと思います。」

「でしょう?だとしたら、これから宮城県の人は、みんな買うと思うので、

 是非ともネジの位置を改良して頂きたいと思います。」

「そうですね。私の方から、商品を改良するように提案してみます。」

ということになり、手元の商品も引き取ってくれることになり、

代金をあとで現金書留で送ってくれることになりました。


やはり、商品は使う人の立場で創って欲しいものです。

使い勝手や使い心地は商品の命と言っても過言ではありません。

実際の場面(机上論ではなく)で使ってみてから商品化して欲しいですネ♪



とにかく! 

商品は改良してくれそうだし、返品もできることになり、


やれやれ、めでたし!めでたし!!




と、思ったのですが、ところがドッコイ!

そうは、問屋がおろさない???



A社のコミュニケーションセンターから届いた現金書留の封筒には、

現金がコロッと入っていただけで、

手紙の1通、メモ1枚も入っておりませんでした。



えぇ~~~~っ?



今どきのクレーム対応って、こんな感じなのですか~?




お金を返せばいいてことなのぉ~?




なんだか、思いっきりズッコケさせられた感じです。






もしも、私だったら、

お詫びの一言と、改良のご提案を頂いたことへの感謝の一言を

添えた文章ぐらい同封するのになぁ・・・と思いました。




クレームを言う・・・ということは、

その会社のことを考えての行動だということを

何故もっとわからないのかなぁ~と、疑問に思います。


その会社のことを考えなければ、

そこの商品は良くないよ~と言いふらすこともできるし、

二度とその会社で買わなければ良いだけの話です。

 


なのに・・・・



わかってもらえないことは悲しいです。




私は、たぶん (いえ、絶対!という声が聞こえそうですが)

人の何倍もクレームを言う人間だと思います。


もちろん、不満を述べるだけでなく
        (不満だけのときもあるかも知れませんが)

こうすれば良いのでは? と、代案を提案するように心がけています。


それによって、 ナント!!


「不備に対するお詫び」と、「ご提案に対する感謝」と、

「今後の改善に対する報告」と称してご連絡を頂いたことがあります。

素晴らしい会社だなぁ!!と思いました。


最初は、不満を持っていましたが、この電話対応によって、

その会社への信頼度は増しましたし、

今も継続してそこの会社の商品を愛用させて頂いています。

ちなみにこちらはパソコンのD社です。



お詫びもお礼も報告もない会社は、

きっと、消えていくだけなのかも知れません。


少なくても、私の記憶からはなくなっちゃうでしょうね~♪


自分の会社にクレームがあったら、

それは、会社のことを考えてくれてのことだと、

う~んと感謝しないといけないですネ♪


肝に銘じます!!(*^o^*)