研修をやっていますと、いろいろな方と出逢うことがあります。
その中には、非常に自己評価の低い方がいらっしゃいます。
本当にその方が他の受講生の方と比べて
明らかに何かに置いてできないことが多いのであれば
多少自己評価が低くなっても、その場に置いては止むを得ないかな?
とは思いますが、実際はそうじゃないのに自己評価が
非常に低い人がいます。
そういう方々とお話して気が付いたのは、
そういう方々には低い自己評価をせざるを得ないような
経験がある・・・ということです。
例えばご両親や家族に、
「お前はなんでこんなこともできないんだ!」と言われ続けたり、
先生という立場の方に
「何故あなたはちゃんとできないの?!」と言われ続けたり、
結婚されてから配偶者に
「お前はさっぱり役に立たない!ダメな奴だ!」
などと、パワハラとかモラハラとも言えるような
言葉による暴力を受けた経験があることです。
(もちろんそれだけに限ったことではないでしょうが・・)
何度も何度も「お前はダメだ!」と言われ続けると、
それが脳にインプットされ、
実際にはダメではないのに
これだけダメと言われ続けるとダメなのかも・・・と
思い込んでしまう可能性があります。
なので、子育て中のお子さんは
決してお子さんにそのようなネガティブなことを言ってはいけませんヨ♪
プラスを引き出すコミュニケーション♪
極和ファシリテーションでは、
相手(お子さんだったり、配偶者だったり、職場の同僚、先輩後輩など)から
「プラスを引き出す」ということを心掛けるようにお伝えしています。
仮にダメなところがあったとしても、そこを刺激すると
“ダメなところ”が拡大してしまう(脳においてそのことの占める割合が増える)ので
益々ダメになってしまいます。
なので、良いところを見つけて、
そちらを褒めるとか、もっとこうすると良いかもとか、
良い部分を伸ばすように、その部分を刺激するような
コミュニケーションを取ることを心掛けて頂きます。
褒められたり、感謝されてイヤに思う人は居ません。
ご自分の周りにいらっしゃる自己肯定感の低い方、
自己評価の低い方がいらっしゃいましたら
是非その方のイイところを探して褒めてあげてくださいね♪
自己評価が低すぎると、その人の本来の能力&脳力が発揮されず、
その方ご自身だけでなく、その方の所属する組織・・・
一番小さい組織は家族ですね♪ それに職場や町内会やNPO活動など・・・
においても損失になりかねません。
一人ひとりの存在価値を認め合ったり、助け合ったりできる
人間関係を作っていきたいですね♪