極和ファシリテーションの基本的考え方は
相手満足 & 自分満足 & 組織満足(世間満足や社会満足もOK!)
でも、人は時として「自分満足」を優先してしまったり、
「相手満足」を優先させてしまうことがあります。
今言った言葉は、本当に相手のことを考えて放った言葉か?
自分のための言葉ではなかったか?と、自問自答することがあります。
ともすると「自分満足」を優先していると思われがちな言葉でも、
「相手満足」を考えての言葉の場合もあります。
そんなときは、「自分満足」で言ってるんでしょう?と、
誤解されたら悲しくなります。
そこで「自分満足」を優先している・・と捉えられるようであれば、
それは日頃の自分の生き方がその事態を引き起こしているということです。
最近、相手の選択に賛同できず、「それは止めた方がいいと思う。」
と言わざるを得ないことが立て続けにありました。
家族でもないのに、そこまで立ち入った意見を言ってもいいのか?
その人が選んだ選択肢を尊重すべきではないのか?
それはもしかして自分の利益に何かしら繋がっていないか?
いろいろ自問自答しながらも、
やっぱり「それは止めた方がいいと思う。」という
自分の考えは変わりませんでした。
それは家族ではなくても、その人のしあわせ、その人の健康を
心から願っていたから出た言葉でした。
ただ黙ってその人の選択を受け入れれば良かったかも知れませんが、
その人が自分にとってどれだけ大切か?を考えたら、
自分はどう思われようが言ってもいい!と
自分の中で結論を出しました。
私の言葉はその人への愛はあるか?
その言葉は「自分満足」よりも「相手満足」を優先しているか?
言葉はときとして「愛を伝える」こともあれば、
心を傷つける「凶器」にもなりかねません。
研修で、ときには受講生の方に厳しいフィードバックをすることもありますが、
フィードバックを言う資格として、
本当にその方の成長を願っているか?愛情を持って言っているか?
ということを自分に課しています。