とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

楠木正成と観阿弥

2011年05月17日 | とだ*やすこの活動日記
昨日、ふるさと島本案内ボランティアの会に数ヶ月ぶりに出席しました。本年度は、今までの研究会改め、交流会という名のもと、歴史・文学・自然の3つのグループに分かれてテーマを決めて活動します。わたしは「歴史」に所属します。欠席することが多く迷いましたが、町の歴史を知って「資源」として活かしたい思いがあり参加を決めました。

今日は「桜井の駅跡」特に楠木正成に関して、個々の関心を自由に述べるということで、大正・昭和初期の町の地図を入手して発表される方、英国人公使パークスの進言により、この地に碑を建てたという権知事の「権」とはどういう位置づけであったか調べると面白いのではないかと発言される方と多種多様・・・面白いことになりそうです。

わたし自身は、みなさんの想像を超えて日本史を理解していないので、この場にいるだけで幸せな思いです。ただ、学術的には必ずしも正当性が認められていないものの、観阿弥・世阿弥と楠木正成が血縁関係にあるという説におおいなるロマンを感じており、これを中心に関心を寄せていたいと思います。

梅原猛氏が「観阿弥と正成」(発行:角川学芸出版)でその信憑性を説いておられます。白州正子さんも感覚的に真実であろうと述べられていたそうです。ここを入り口に「正成」について、後の世に利用されて得た名声以前の姿にスポットライトが当たらないものか。

「楠公さん」とも呼ばれる史跡・桜井の駅跡は、全国ネットの史跡でありながら、地域振興に活かそうとすればするほど、「戦意高揚」と重なって、どこかしら複雑になってしまいます。ひっそり忘れ去られんばかりに鬱蒼としていた史跡(好きでした)が、JR島本駅開業とともに再び面舞台に踊りでたのです。町の見識が問われることになります。

今朝は、JR山崎駅で平野議員とともにマイクを握りました。5月臨時議会の報告を中心に町政報告をさせていただきました。明日の朝はJR島本駅前、夕方にはコープ島本前と阪急水無瀬駅前に立ちます。わかりやすく、共感して納得していただけるようにお伝えすることは、簡単ではありませんが、頑張ります。

画像は、史跡・桜井の駅跡にある「謡曲・楠の露」と桜井の説明書
謡曲史跡保存会の寄贈により、大阪府教育委員会が立てたものです
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