朝、島本駅前でマイクを握り、帰宅後は今日こそ自宅で事務作業!と意気込んでいましたが、手帳をみると10時から「島本町立歴史文化資料館懇話会」。傍聴しました。本年度第1回目です。
教育次長の人事異動、教育委員長の辞職、歴史文化資料館の新館長誕生などの人事案件の他、資料館前の広場の活用について、ここでの朝市開催の話がもちあがっており、それを背景に(と思われる)3月議会の予算編成でテント購入費等が計上されていました。
テントについては、もちろん他にもさまざまに活用可能ですが、少なくとも10年は「教育」を目的にこの施設(旧「麗天館」)を活用するという大阪府との約束があるとのこと。懇話会として「朝市」をどのように判断されたのか、見届けておく必要がありました。
結果、朝市を希望されていた申請者から取り消しの申し出があったとのこと。当面、保留ということになりました。懇話会のメンバーからは、使用目的に反するのではないか、金銭のやりとりを伴うことについてどう考えるのかなど、たいへん厳しい意見が出ていることもわかりました。
「農」「食の安全・安心」「地産地消」を軸にした賑わいづくりを望む気持ち(公募の委員から、手作り品などのマーケットを望む気持ちもあるとの意見あり)と、学芸員を中心にした歴史文化資料館の本来の目的に沿った発信を充実させたい思いが、わたしにもあり、前者こそ、持続可能なまちづくりの鍵となると確信しています。
けれども、資料館の本来の姿が曖昧かつ雑多になり、学芸委員の職務がさらなる「消化」になる危険性をはらんでいることは明白。施設の名称を決める際に充分議論し「歴史文化資料館」としたのであって「交流」の場は他でも可能。傍聴していて、「原則」を守る姿勢を求める声に、当然、理があると判断しました。
水無瀬駒をはじめとする有形無形の歴史文化的財産を守り、活かしていく事業、ソフト面の充実に力を注ぐべきときかもしれません。落ち着いた賑わいが必要です。
夕刻、会派の平野議員とともに、生協前&水無瀬駅前でマイクを握り、各自の議会報告ニュースを配布しました。5月議会の報告とともに、澤嶋議員辞職について、わたしたちの言葉でお知らせしようとしています。明日の朝は水無瀬駅前、夕方は島本センター周辺に立ちます。
画像は、島本町立歴史文化資料館の入り口