淀川の水道原水から放射能物質が検出されました。大阪府では文部科学省からの委託を受け、昭和35年より府立公衆衛生研究所において「環境放射能水準調査」を実施しています。福島第一原子力発電所の事故を受け、平成23年3月18日からは、文部科学省の指示によりモニタリングが強化され、従来の測定に加え、水道水と降下物等を毎日測定しています。「環境放射能水準調査」において、6月29日に淀川(守口市大庭町)で採水した水道原水(浄水処理する前の水)から、次のとおり放射性物質が検出されましたのでお知らせします。
・放射性セシウム134 0.00033 ベクレル/L
・放射性セシウム137 0.00023 ベクレル/L
・放射性ヨウ素131 0.0010 ベクレル/L
今回、水道原水から検出された放射性物質はごく微量、飲料水の指標値と比較すると、放射性ヨウ素は30万分の1以下、放射性セシウムは35万分の1以下であることから、水道原水をそのまま飲用したとしても健康に影響のないレベルとされています。
※ 厚生労働省の示す緊急時における飲食物の摂取制限に関する指標値(飲料水)
・放射性ヨウ素 300ベクレル/L(乳児の場合は100ベクレル/L)
・放射性セシウム 200ベクレル/L
セシウム137は昭和64年以降検出されていないこと、セシウム134は初めての検出であることから、今回のセシウムの検出は福島第一原子力発電所事故の影響があったものと考えられます。なお、ヨウ素131は福島第一原子力発電所事故以前と同程度の値であり、医療用のものと推定されまています。詳しくは、大阪府のホームページ「府内における環境放射能水準調査結果について」をご覧ください。
・放射性セシウム134 0.00033 ベクレル/L
・放射性セシウム137 0.00023 ベクレル/L
・放射性ヨウ素131 0.0010 ベクレル/L
今回、水道原水から検出された放射性物質はごく微量、飲料水の指標値と比較すると、放射性ヨウ素は30万分の1以下、放射性セシウムは35万分の1以下であることから、水道原水をそのまま飲用したとしても健康に影響のないレベルとされています。
※ 厚生労働省の示す緊急時における飲食物の摂取制限に関する指標値(飲料水)
・放射性ヨウ素 300ベクレル/L(乳児の場合は100ベクレル/L)
・放射性セシウム 200ベクレル/L
セシウム137は昭和64年以降検出されていないこと、セシウム134は初めての検出であることから、今回のセシウムの検出は福島第一原子力発電所事故の影響があったものと考えられます。なお、ヨウ素131は福島第一原子力発電所事故以前と同程度の値であり、医療用のものと推定されまています。詳しくは、大阪府のホームページ「府内における環境放射能水準調査結果について」をご覧ください。