とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

淀川・水道原水からセシウム

2011年07月28日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
淀川の水道原水から放射能物質が検出されました。大阪府では文部科学省からの委託を受け、昭和35年より府立公衆衛生研究所において「環境放射能水準調査」を実施しています。福島第一原子力発電所の事故を受け、平成23年3月18日からは、文部科学省の指示によりモニタリングが強化され、従来の測定に加え、水道水と降下物等を毎日測定しています。「環境放射能水準調査」において、6月29日に淀川(守口市大庭町)で採水した水道原水(浄水処理する前の水)から、次のとおり放射性物質が検出されましたのでお知らせします。

・放射性セシウム134   0.00033 ベクレル/L
・放射性セシウム137   0.00023 ベクレル/L
・放射性ヨウ素131     0.0010  ベクレル/L

今回、水道原水から検出された放射性物質はごく微量、飲料水の指標値と比較すると、放射性ヨウ素は30万分の1以下、放射性セシウムは35万分の1以下であることから、水道原水をそのまま飲用したとしても健康に影響のないレベルとされています。

※ 厚生労働省の示す緊急時における飲食物の摂取制限に関する指標値(飲料水)
・放射性ヨウ素    300ベクレル/L(乳児の場合は100ベクレル/L)
・放射性セシウム   200ベクレル/L

セシウム137は昭和64年以降検出されていないこと、セシウム134は初めての検出であることから、今回のセシウムの検出は福島第一原子力発電所事故の影響があったものと考えられます。なお、ヨウ素131は福島第一原子力発電所事故以前と同程度の値であり、医療用のものと推定されまています。詳しくは、大阪府のホームページ「府内における環境放射能水準調査結果について」をご覧ください。

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島本町の節電対策

2011年07月28日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
東日本大震災の原子力発電所事故の影響から、この夏は電力の供給量が例年よりも減っています。みなさんもご自宅や職場でさまざまな工夫をされていることと思います。「我慢する節電」から「知恵を活かした電力消費」。過度に電気に頼らない暮らしをめざすことは、単にエネルギー消費の問題だけではなく、個人の体調管理、次世代の健全な育成にも望ましいと、わたしは考えています。6月6日から、島本町では次ような取り組みをしています。

パソコン
ディスプレイの明るさを原則40%に設定
使用頻度の低いOA機器は、使用時のみ電源を入れる
お昼休みと夕刻(午後4:30~5:30)は、各自パソコンの主電源をコンセントから抜く
コンセントを抜いて退庁

エアコン
冷房による室内温度を28度に保つ
庁舎内全部屋の冷暖房の集中管理
原則、5時30分に運転を停止

照明
原則、昼休みは消灯
原則、午後8時に消灯
ノー残業の徹底
可能な限りの部分照明

その他
退庁時にブラインドを閉める
常時、廊下の電気を消灯
荷物の運搬以外、職員は原則エレベーターを使用しない

なお、庁舎1階については、クーラーを省エネ機能のものに入れ替え、太陽光パネル(16.28kw)を設置します(下半期の予定)

「思想的節電」は、広く一般に受け入れにくく、ともすればことの本質を見失ってしまいかねません。原発に頼ろうとする社会から卒業するには、平日午後2時から4時、このピークタイムの過ごし方が鍵になるはずです。各家庭で、この時間に大量に電気を消費するIHクッキングヒーター(電磁調理器)や電子レンジ、ドライヤー、アイロンなどの使用を控えるだけでも、ずいぶん違ってくるはずです(もともと使わない時間帯?)。エアコンの温度設定を「冷やしすぎない」ことを基本に下げましょう。

役場では電気を節約して廊下が暗~いのですが、これは気持ちまで暗くなり、すれ違う相手の顔がみえなかったりもして、よろしくありませんね。

今日は自宅で、仕事環境を整える努力をしました。悩みの種、お手上げ状態になっていた書類の整理整頓、雑務処理などに一定の方向性、灯りがみえてきました。庁舎に部屋がない、机がない、パソコンがない・・・ないないづくしの環境で仕事をしています。わたしにとっては、報酬云々よりも、むしろこちらの方が問題!です。報酬UPよりも環境改善。高槻市議会を見学したり、他の自治体職員から話を聴いたりするうちに、働く環境のハード面に問題があると気づきました(遅ればせながら)。

現状でベストを尽くすことに変わりはありません。他市の議会の状況と比べるのは、あたかも長刀鉾や菊水鉾の華やかさを羨んで、自らの町の伝統をおろそかにすることに等しいことです。どの鉾町にも、鉾や山の規模に関係なく、その土地の歴史と誇りと「使命」があります。伝統はいつも革新の上に継続し、「古いもの」ではなく「生きているもの」です。島本町は島本町。与えられた環境で、やるべきことをやるだけです。

画像は、17日の祇園祭巡幸
放下鉾が鉾町に戻るところに出会いました
お囃子が「ただいま~」「帰りました!」という音色で
軽やかに響いていました
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