とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

JR島本駅西、西大和学園の立地はなし

2012年11月25日 | JR島本駅西まちづくり
25日午前、桜井の公会堂で土地区画整理事業の準備組合第3回総会を傍聴しました。理事会の答申を受け、地権者のみなさんで構成される準備組合は、大成建設(株)関西支社の計画案を採用、事業協力者という名のもと、開発業者が決まりました。

大成建設より提案された事業プランには、(学)西大和学園の中高一貫校の立地はなく・・・忽然と姿を消していました。大成建設の提案プランは、大阪府内のある学校の立地を核にしていると口頭で伝えられ、またもや新たな条件を示して地権者に合意、協力を求める「支援」です。

「このままだったら(トイレは)汲み取りのままです!それでもいいのですか」と、西大和学園の開校希望スケジュールにあわせて、地権者の協力、合意が必要とせまった都市整備推進センター(大阪府の外郭団体)は、ためらいもなく「みなさんの合意をもとに進める必要があり、スケジュール観で大成建設のプランに優位性がある」という内容の発言をしました。

地権者の方から質問(疑義)があると「孫子の代までの資産運用」を提案できるよう支援していると強く迫ったり、「今までずっと竹中土木とやってきたが」などという発言があったりで、あぁ、やっぱり、これは紛れもない開発事業、手練手管の開発事業なのだと今さらながらに思うのでした。

それにしても業者選択のプロセスは許しがたいものでした。竹中土木、大成建設、両社の計画案が共有されることはなく(大成建設に決定してから地権者に配布され、この時点で傍聴者は退席を命じられた)、立地希望の学校名が明かされないままにGOサインが出され、会場には大成建設側のみが説明に待機・・・

こんなことで、わたしたちの住む町の将来像が決まっていく・・・

この不安と怒り、絶望を、誰とどのように共有したらよいのでしょう。

しかし、今後もJR島本駅西側の開発事業は、揺れながらも着実に進みます。諦めずに現実を見据え、今後の動向に沿いながら、わたしは、島本町民にとってよりよい駅西側の将来像を考え続けます。住民の目線で考え続けます。善良な市民の善良な希望に沿えるよう努めます。みなさんのお力をお貸しください。


画像は、2011年夏
コメント
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