TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

POWER JOB

2006-08-30 23:43:30 | J-FUSION
これも衝動買いでした。
HMVで店頭にあるのを見て、試聴するまでもなく即購入。丁度発売直後2001年の夏のことでした。

POWER JOBとは、ギタリスト道下和彦とフレットレスベースの名手永井敏巳のユニットです。ところが、その時点では道下氏も永井氏も名前すら知らなかった。なのに何故即買いしたかというと、いつも聴いてるものばかりじゃなくて、いろいろ冒険してみたかった、という時期でもあったんです。それにゲストでDIMENSIONの増やんこと増崎孝司が参加していた、それもあります。だけど、何より決め手になったのは、ドラムが熊谷徳明だったこと!

CASIOPEA脱退後大黒摩季やらXLやらをやっていたというのはなんとなく知ってましたが、フュージョン界においてはDIMENSIONのサポートくらいの活躍しか見えてなかったもので、おぉ!フュージョンを演ってるやないけ!こいつぁ聴かななるまい!というのが最大の理由だったんですね。
なんせ、未だにCASIOPEA、TRIX、ソロアルバム以外で熊さんがセッションミュージシャンとして参加してるアルバムで、小生の手許にあるのはこの1枚だけ。貴重です...熊さんが参加しているフュージョン系の作品って、他にあるんだろうか...?

当時は全然知らなかったんですが、1999~2000年の頃って、永井敏巳氏主催の「TOSHIMI SESSION」にはほとんどレギュラーのように熊さん参加していたんですね。このアルバムを聴いてから、こりゃ熊さんのお姿も拝見せねば...と思い永井敏巳氏のHPでライブスケジュールをチェックしてたんですが...時既に遅しで、どういうわけかCD発売後のPOWER JOB名義のライブではドラマーが長谷川浩二に代わってしまってました。残念でしたわ...。

アルバムPOWER JOBはもちろんギターとベースが大フィーチャーですからドラムのバランスがTRIXほど高くはありませんが、熊さんのドラムは十分堪能できます。なんと言うか熊さんのドラミングって音の一つ一つが際立つ、というかはっきりしてるんですよね。そこがらしさでもあり、カッコイイんです。
まだ廃盤にはなってないようですので、是非!
コメント
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