TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FAZJAZ.JP行ってきました

2007-01-11 01:22:31 | J-FUSION
FAZJAZ.JPスペシャルライブに行ってまいりました。

会場のRUIDO2はといえば…これまた狭くて30平米そこそこ。ここに結構な人数、100人以上は入っていたでしょうか、もちろんオールスタンディングです。
さすがROLAND前面バックアップのこのライブ、会場の隅っこにはV-DRUMSまで自由に叩けるように置いてあったりして、(だから余計に狭いって)イベントっぽさありありです。もちろん始まる前にはMCが出てきて「HANDSONIC」とやらのデモ演奏まで行う徹底ぶり。アンケートに答えたら(会場上の楽器屋の4階まで持っていかなならんというのが曲者ですが)ROLANDストラッププレゼント!とかね、ライブ会場というよりまさに楽器フェアそのもの。予想はしてましたがこれほどとは思いませんでした。

ステージもROLAND一色。ベース・ギターともアンプ、エフェクターはROLAND。もちろん村石氏のドラムもV-DRUMSとのハイブリッド仕様。そして松本クンのシンセも…FANTOM-X8にVK-8、と当然のようにROLAND製品が置かれています。ま、本人曰く「今日初めて使った」んだそうですが。(やっぱりホントはMOTIF使いなんですな)曲の合間のMCも案の定使用機材紹介を順繰りにやってましたし、今日この場でV-DRUMSをお買い上げの方には今村石さんが使っている音源データをそのままプレゼント!(時価50万円?)なんてのもありました。超特価だそうですが、結局値段はわからず終いでしたけどね。松本クンと日野さんが手を挙げてましたが、ホントに買ったんでしょうか?

それにしても圧倒されました。矢掘氏のハイテクギターは言わずもがな。その職人の技には感心します。松本クンの歪んだエレピもこれまたセンスのいいソロを次々と展開していきます。今回松本クンは小生初見でしたが、見た目そのままのいいキャラしてますね~。本人には申し訳ないけどその辺歩いてたら、とてもあんな素晴らしいミュージシャンには見えません。村石氏のV-DRUMとのハイブリッドというセッティングもまた神保さんのDTXシステムとはまた違った面白さが存分に発揮されていました。そのドラミングの力強さと時折見せる繊細な技、そしてV-DRUMS音色への転換の妙、魅せてくれました。それに加えてサポートの日野賢二兄やん!(年は小生とほとんど変わりませんが兄やんと呼ばせてもらいましょう)小学生並のダジャレはともかく、演奏は素晴らしかった。実は今回一番感動したのが賢二兄やんでした。アルバム収録バージョンから間違いなく進化してますね。こういっちゃなんですが、水野正敏さん独特のおどろおどろしさとは異なるファンキーさが、むしろおどろおどろ系FAZJAZ.JPにはスパイスとしてうまい具合に合っているんじゃないかと…少なくとも小生そのように思います。ホント正式メンバーに是非ともなっていただきたいと願うばかりであります。

セットリストについては、実のところ曲と曲名が一致しておりませんもので割愛させていただきますが、スタート前のデモンストレーションを除いた実質1時間半強のステージ、値段相応?に短めのライブでしたが堪能させていただきました。

ただ…FAZJAZ.JPの演奏とは別なところで残念なことがいくつか…
それはまた後ほど。

FAZJAZ.JP
KOICHI YABORI(g)MASAYUKI MURAISHI(ds)KEIJI MATSUMOTO(keys)KENJI HINO(b)
コメント
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