TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ROOT BEER RAG/BILLY JOEL

2007-01-09 00:23:08 | AORとか
小生が中学生だった当時、お年玉もらった小生がBILLY JOELのLPを買おう!と思いながらもその頃大ヒットしていたアルバム「GLASSHOUSES」でなく、また出世作であった「THE STRANGER」でもなく、このシブシブのアルバム「STREETLIFE SERENADE」に手を伸ばしたのは、他ならぬこの曲「ROOT BEER RAG」が目的だったからです。
「HONESTY」だったかなんか忘れましたけどシングルレコードのB面にこの曲が入っていて、「こいつはスゲェ!」と打ちのめされたのがきっかけでしたね。

この曲はBILLY JOELのピアノをフィーチャーしたインストです。「THE STRANGER」以降のロッカーとしてのBILLYファンの方にはあまり馴染みがあまりないかもしれませんが、ピアニストとしてのBILLY JOELの真骨頂を感じられるホンキートンクなスーパー早弾きナンバー。ピアノを演奏される方は是非とも一聴していただきたい名曲です!
ちなみにこのアルバムにはもう1曲「THE MEXICAN CONNECTION」というこれまた渋いインストナンバーが収録されています。そんなわけで、「STREETLIFE SERENADE」、ピアニストとしてのBILLY JOELを存分に味わえる作品です。

なおこの曲のライブ映像がYOUTUBEでもアップされてます…しかもアルバムバージョンよりも更に早弾き度がアップ。アルバムでは3分程度の演奏時間が2分半にまで短縮されてます。ためしにテンポを測ってみたら170を超えてました。時々バンドメンバーを見やるBILLYの挑戦的な表情、「ついてこれるもんならついて来い!」ってな感じでしょうかね。
ついでですがかのピアノの貴公子、RICHARD CLAYDERMANがこの曲をライブで演ってる映像もありました。…う~む普通に早弾きなんでしょうけどやっぱ遅い…

そういやLP買ったときは1曲に1ページを割いて、それぞれの曲のイメージに合わせた大きな1枚の写真をフィーチャーした立派な写真集リーフレットがついてたんですが、CDの輸入盤は1枚二つ折りのジャケットだけ…来日に合わせて再発された日本盤には復刻されているんでしょうか…。

STREETLIFE SERENADE/BILLY JOEL
BILLY JOEL(vo,keys)RON TATT(ds)EMORY GORDY/LARRY KNECHTEL/WILTON FELDER(b)TOM WHITEHORSE(banjo)RICHARD BENNETT/MIKE DEASY/ROJ RATHOR/AL HERTZBERG/DON EVANS/ART MUNSON/MICHAEL STEWART(g)
コメント
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