過度な期待

だったようです。OMRONの「ねむり時間計」。
「寝返りなどによる寝具の動きを検出して、あなたの眠りを測定します。」
「自分ではわからない眠っていた時間を測ることにより、体内時計をよりよいリズムに変えるお手伝いをします。」
というキャッチコピーに、はっきり言います。騙されました。
小生の期待は
～実際に眠った時間から測定開始して、夜中に目が覚めて、または浅い眠りでうんうん唸って布団の中でジタバタしている時は、眠っていないと判定して測定を止め、朝起きて、スイッチを押した段階での実質的睡眠時間を表示する。

だったのですが、実際はこう。
～実際に眠った時間から測定開始して、翌朝の目覚ましアラームを消すまでの時間を測定して表示する。
だけだったんですね。

しかも翌朝のアラームは「起きやすいタイミングで起こしてくれます」ということなんだけど、やっぱりタイミングはともかくとして絶対的に起きなければならない時間があるから、その機能は別にいいや、と思っていたんだけど、この測定はアラームを消すことで終了する、すなわち、このアラーム設定を使わなければ測定できない、という前提だったのです。実際に起きる時間までにアラームが鳴ってくれなかったら消し忘れしそうだし、逆に休みの日の朝は別に起きなければならない時間もないからアラーム設定なんかいらないんだけど…アラーム設定しなければ測定できない。なんかめんどくさい。そもそも単に眠ってから起きるまでの時間だけだったら、別に測定しなくても大凡はわかるもの。「自分ではわからない」というコピーは誇大広告だよね。いかにぐっすり眠れているか、いや、眠れていないのか、ということを測定したかったんだけどな。
ちょっとこれ、説明足らなくないかい?

どうも期待している機能はこれよりも3倍くらいの値段のする医療機器、「睡眠計」ってやつが正解だったようです。

今日の通勤音楽
THE ADVENTURES OF JOHNNY LOCO / LATIN SOUL SYNDICATE
VOICE / 上原ひろみTRIO PROJECT