TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

誇りはどこに行った

2013-09-24 22:46:18 | Weblog
JR北海道の問題…あまりに酷すぎて思考停止に陥ります。
鉄道輸送の安全の根幹である「鉄道」の管理をおろそかにしていた、ということ。

JR北海道の組織・体質的な問題とか言われてますけど、そうじゃないと思う。
もちろん会社そのものの営業収支の問題から合理化の行きつく先としてこういうこともあるのかも知れない。だけど、問題のある部門は特定の部門に限られるようですから、必ずしも会社全体の問題とは言えないですよね。やっぱり根源は現場にあるんでしょう。

だって、そもそも保線という鉄道の安全の根幹を担う職人集団が、問題を放置していた、という事実が信じられない。保線、すなわち線路を守るという重い任務のあるプロの人達なんです。その人達がこんな状況を良しとしていたのであれば、プロとして失格。というかプロどころか人間失格かもしれない。素人であってもそこそこ責任感がある人ならばもう少しなんとかするでしょう。自分達の仕事・責任を放棄しているに他ならないね。自分達の使命に誇りを持っていないということ。取りあえず目の前のやらなきゃならないことだけてきとーにこなしてりゃいいや、という感覚に支配されているとしか思えません。
例え会社の合理化方針や体質がおかしいと感じてでも、そこは職人の誇りとして守るべきもの。それを放棄していたのであれば、全くもって彼らは職場不適格、給料もらう意味がありません。一体これは何が原因なんでしょうか。言いたくはないが、恐らくそれなりの地位のある首謀者がいて、その首謀者が意のままにふるまった結果がこれなんでしょう。そうとしか考えられない。
JR北海道の前々社長は社員に安全意識の向上を願う遺書を残して自殺しました。もしかしたら、安全という基本にすら耳を貸そうとしない、その影の首謀者の存在に悩み嫌気がさしたのかもしれません。
今こそその膿を出さなければ、JR北海道に限らず、鉄道輸送そのものに対する信頼が揺らぐことにもなりかねません。

今日の通勤音楽
GRACE UNDER PRESSURE TOUR LIVE / RUSH
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コメント
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