TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

G車開放

2021-01-30 22:39:44 | 旅行記
「あかぎ」にまつわる思い出話をもう一つ。

当時よく利用していたのが、前橋駅を9時台に出発する「あかぎ」でした。
そこまで朝早くもなく、昼前には東京に着くので、重宝していた列車でした。

で、この列車に充当する車両を新前橋から回送してくるのですが、これが一駅間でありながらも営業列車として運用されていたんですね。新前橋発前橋行、たった一駅間。これは165系急行時代から特急時代にかけてもしばらく変わらなかったスタイルでした。そんな列車ですからグリーン車も普通車として開放。グリーン料金なしで乗れる乗り得列車だったのです。とはいえ、実際に利用する機会はなく、いつの間にやらこんな運用も過去帳入りとなってしまいましたが。

思えばそういった特急車両を間合いや回送を兼ねて使った普通列車というのも各地にあったものです。両毛線でも先の一駅間だけでなくて、高崎~桐生間で165系時代から運転されていたし、信越線でも信州リレー号とかいって長野までの最終列車として185系が普通列車として乗り入れしてたりして、それもグリーン車開放でしたね。それほど珍しいものでもなかったような気がする。もちろん今でもそういった運用はありますが、さすがにグリーン車開放はもうないのかな・・・。
ちなみに高校時代の上野までの修学旅行臨も165系急行車両7連でした。人数の関係もあるからG車は利用禁止、のはずだったんですが、なんのことはない引率の先生方がふんぞり返ってた、なんたこともあったな。

小生が高校生だった当時、急行列車の折り返しで上野駅を17時台に発車する新前橋行の普通列車がありました。しかも当時ですから当然グリーン車開放で。言わば帰宅ラッシュに重なるような時間帯でもそんなサービス?、ができていたということが今となっては驚きです。
しかも185系が登場した当時、特急格上げされる前は一時的に急行列車の運用に充てられてましたんで、小生が乗った時は165系と185系の併結で、しかもまっさらな新品状態の185系のグリーン車にタダで乗れた、という貴重な経験をすることができたのです。
写真も撮ったけど、まともなものがなかったんで掲載は諦めましたが。

懐かしい、おおらかで良き時代だった、ということですかね。
そんな昭和な記憶を想起することができた、身近にあって当たり前だった185系もこの3月で定期運用が終わってしまいます。
これからは見かけるだけで珍しい、レア車両になるのです。
コメント
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