TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

MUSIC ON! TV を見ながら思ふ

2005-03-20 23:13:00 | Weblog
連休だというのに、金曜日の花粉大量飛散のおかげで引きこもり状態の小生、仕方がないので、ほとんど一日MUSIC ON! TVをつけっぱなしにしてました。本当はミュージックエアネットワークあたりを見たいんですけど、ケーブルテレビでは申し込まないと見れないもので。
でもたまにはこういうの見るのもいろいろ発見があって面白い。

その1:最近はQUINCY JONESの「IRONSIDE」が流行りのようですね。12月リリースのDIMENSION「LONELINESS」で久々に聞いたなと思ったら、日本テレコムのCMでも使われてましたし、いろんなテレビ番組の効果音であのイントロが使われているのを耳にするようになりました。というのも今日見ていたMUSIC ON! TVでサンボマスターなるバンドのメンバーが司会をしている番組でもパンツをジーンズからはみ出させるファッション(T.P.I.というそうだが)のご開帳シーンでパッパラッパパッパーと鳴っていたもので。今までのジャジャーンなる効果音にしばらくはとって変わりそうな様子です。
関係ないけど、このサンボマスター、ルックスとやってる音楽が全然違うというのが○です。ロック・パンク系ミュージシャンというととかくファッションに走りがちですが、リーダーはどう見ても爆笑問題の田中。彼らの音楽そのものには興味ありませんが、自然体で自分達の好きなことをやってる姿は好感度急上昇です。

その2:カバーものも流行ってるんでしょうか。イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」とか、松崎しげるの「愛のメモリー」を及川ミッチーがカバーしてたり、COLE PORTERのスタンダード「NIGHT AND DAY」がチャートインしてたりして、ちょっと不思議な感じがします。特に「NIGHT AND DAY」は12月リリースの安部潤のアルバム「THE SENSIMILLIA FAMILY TREE 」にも収録されていて(元PSY・SのCHAKAが歌ってます)、この曲もちょっとしたブーム?になってるんでしょうか。

その3:PVとはいえどもちゃんとした役者さんが出演してるんですね。びっくりだったのが太陽族なるバンドの「旅立ち」のPVではあの130R板尾創路が高校教師役、しかも一切ギャグなしのいい先生役で出てるのには悶えました。あの壊れキャラは微塵も見せずに役者に徹しているのを見てると、板尾って実はこうゆう役者が本当は似合うのかも?と思ってしまいます・・・あまりのインパクトのおかげで、申し訳ないが曲の印象は全く残ってませんけどね。完全にPV負けしてた曲ですね。他にもAIKOの「三国駅」では時任三郎が2回だけ顔を出してましたし、藍坊主の「ウズラ」という曲では阿藤快が子供に混じって踊ってました。ケツメイシの「さくら」に萩原聖人が出てるのはかなり有名なんでしょうけど。

せっかくケーブルテレビに入ってるんだから、時々見とかないとな~、明日はMTVを見ようか...。しかしシングルヒットという概念が崩壊しつつある昨今、どうやってカウントダウンのランクを決めてんだろ。
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TRIX 「MODE」発売記念ツアースケジュールを見て思ふ

2005-03-18 22:33:37 | J-FUSION
熊谷徳明クン率いるTRIXの新作発売が決定したようです。
5月25日発売、タイトルは「MODE」。

それにあわせてライブツアーの日程が各メンバーのWEBサイトで発表されました。
で、東京はというと6/17に@目黒BLUES ALLEYです。
...まてよ?東京、というより関東はその一日だけ?
全国18箇所もまわるのに、関東地方はその一日だけなんかいな?
12月に行った時も満員御礼立見状態でしたから、例えば2DAYSにするとか、もちっと広い会場にするとかあってもよさそうなものなんですが。

じゃそれ以外どこに行くのかっていうと、京都RAGとか神戸チキンジョージあたりはメッカですし、それに名古屋、福岡、仙台あたりまでは当然なんでしょうけど...。
でもこう言っちゃ失礼かもしれませんが、三島とか飯田とか福知山とか、いわば人口も少ない地方都市でライブをやって、はたしてペイするんだろうかと素朴に思ってしまいます。もちろん地元では有名なライブハウスで、常連客とか、プロもたまにしか来ないから結構集まったりするのかもしれないんですけど...。
交通費・宿泊費・楽器の調達もしくは運送費・会場費、ライブやるにも結構金がかかるわけで、収入はもちろんお客さんの入場料だけなんでしょうから、お客さん来なかったら当然持ち出しなんでしょう?
以前野獣王国が名古屋だかどっかでやったときお客さんが一桁しか来なかったみたいな話をMCで聞いたことがあって、他人事ながら本気で心配になります。(それでも是方博邦は必ずツアーには地方行脚が入ってますけどね)

もちろん地方に行ってライブをやってくれる、ということは本当にいいことだと思いますし(でも小生の地元の群馬に来るのはプロレスぐらい?)、決して地方を軽視するつもりはありませんが、ただ、フュージョンといういわばマイナーなジャンルの音楽で、どこまでお客さんが集まるのか、逆に言えば関東を含めた東京でライブをやるにしてもBLUES ALLEYで1回やればそれで足りてしまうくらいの集客力で本当にペイできるのか?ということがどうしても頭をよぎってしまいます。
それは我々ファンが考えるべきことではなく、ライブを盛り上げられればそれでいいんでしょうけどね。

とはいえ、今までもそれでやってきてるんだから、そんなことは大きなお世話なんでしょうけどね。(実際どんなもんなのかご存知の方は是非教えてください!)

う~むミュージシャンも大変だなあと思ってしまったツアースケジュールでした。
皆さん!CDを買いましょう!ライブにも行きましょう!
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GIANT STEPS

2005-03-18 00:21:07 | Weblog
fusionism-wakame さんのBLOGにJOHN COLTRANEとDIMENSIONの勝田一樹について書いてました。
ふ~んそうなんだ。勝田氏がJOHN COLTRANEに影響を受けているというような話は聞いたことありますが、全然ピンときてませんでした、ていうかJOHN COLTRANEって聞いたことないし。
でもこの「GIANT STEPS」という曲は気になっています。
もちろんオリジナルは聞いたことないんですけど、神保彰とBRIAN BROMBERGの「BROMBO!」のオープニングで演っていて、結構気に入っていた曲なんです。で、先日の「RECOLLECTIONS」のエントリーを見ていただければわかるのですが、DAVID GARFIELDも取り上げています。同じ曲演ってても、BROMBOははっきり言ってめちゃくちゃロックなアレンジでバタバタっとしてますが、対するDAVID GARFIELDはさわやかフュージョンアレンジ。同じ曲だと気づくのに結構時間がかかりましたね。ついでにTOOTS THIELEMANSが「EAST COAST WEST COAST」でJOHN SCOFIELDのギターをバックにハーモニカで演っているシブ~いのも手許のCDで発見しました。

こうなると毎度のことながらオリジナルを聞いてみたくなるのが我が習性。そんでもって試しにHMVのページで視聴してみたんだけど、アドリブの部分だけしか聞けないので訳わからへん。とするとやっぱりCD買いたくなってしまいますね...以前からモロなJAZZは守備範囲外と思ってあまり聞こうとも思わなかったんですが、こうして人は年とっていくごとにJAZZにはまっていくのかもね。
今度勝田氏のSAXと聞き比べてみよ~っと。
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DAVID GARFIELD & THE CATS ... LAST

2005-03-16 23:29:36 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の最終です。

9.SEXUAL HARASSMENT
SEXUAL HARASSMENTってどんな淫靡な曲かいなと思いますが、全然うしろめたさのない爽やかな曲です。若干憂いがかってるかなぁ。この曲の主役はドラムのGREGG BISONETTE。ピアノとSAXのリフにあわせてGREGG BISONETTEのドラムソロを展開するようなメロの後、各パートのソロに入りますが、皆さんゆったりと演ってるんですけど、GREGGのドラムだけは忙しいこと忙しいこと。超スピードでシングルハンドで16を刻みます。一聴した感じではそんなハイテンポには感じないんですが、さすがのGREGGもドンカマのようにはいかないと見えて時々苦しげな感じがなきにしもあらず。でもそこが人力ドラムのいいとこなんです。

LARRY KLIMAS(sax)MICHAEL LANDAU(g)MIKE MILLER(ac.g)JOHN PENA(b)
DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)

10.ALL WE GOT TO DO IS TRY
再びPHIL PERRYをフューチャーしたいかにもな感じのラストソング。DAVID GARFIELDがRICHARD TEEにインスパイアされて書いた曲にPHILが詞をつけたそうです。なんとなく明日への希望が沸いてくるこの曲でこのアルバムはフィニート。一言いい曲です。

VINNIE COLAIUTA(ds)MICHAEL LANDAU(g)JIMMY JOHNSON(b)
BRANDON FIELDS/ERNIE WATTS(sax)DAVID GARFIELD(keys)
LENNY CASTRO(perc)PHIL PERRY(vo)

そしてこのアルバムコンセプトは最新作「GIVING BACK」にも引き継がれていきます。
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DAVID GARFIELD & THE CATS #4

2005-03-15 00:17:35 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続きです。

7.NIGHT OF THE FROTHING COMAS
6曲目「LAYLA」と共に、このアルバムのハイライト。STEVE LUKATHERとDAVID GARFIELDの共作によるこの曲、LUKATHERのギターが炸裂します。LUKATHERの多重録音によるギターまみれ状態、LUKATHERフリークにはたまらんでしょう。時折聞こえるNATHAN EASTのチョッパーが何気に渋く決まってます。これぞLAフュージョン!やっぱりJAZZもいいけどフュージョンのハードロックなノリは最高やね。
LUKATHERとDAVID GARFIELDのつながりもPHIL PERRY同様、CARLOS VEGAを通じてのものでした。この曲はLUKATHERとGARFIELDが初めて一緒に書いた曲だそうです...。早く仲直りしてくれないかな。

CARLOS VEGA(ds)NATHAN EAST(b)STEVE LUKATHER(g)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)

8.FROM ABOVE
ノリノリのロックフュージョンのお後はちょっと疲れを癒すさわやか系フュージョンで攻めてきます。WALTER FOWLERのフリューゲルがフューチャーされると気分は一気に南の島の夕暮れにたたずみます。そこにDAVID GARFIELDのラテンピアノが絡むとそこはめくるめく夜への期待。DAVID GARFIELDのエレピのソロのバックではGREGG BISONETTEが変幻自在のドラミングとJOHN PENAのジャジーなベース。7曲目のハードなノリメインのフュージョンと対極をなすようなほのぼのとしたこれまたLAフュージョンの典型じゃないでしょうか。
この曲もそうですが、このアルバム全体を通じてパーカッションがものすごい凝ってますね。どの曲をとってもその辺においてある、ありったけのパーカッションを持ち出して演ってます。同じパターンがないもんですからコピー不可能。LAを代表するパーカッショニストの皆さんが揃って参加ですからそれも当然でしょうけど。

BRANDON FIELDS(sax)WALTER FOWLER(fh)MICHAEL LANDAU(g)JOHN PENA(b)
DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)
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DAVID GARFIELD & THE CATS #3

2005-03-13 23:47:38 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続き、5.6曲目に入ります。

5.DEEP WITHIN EACH MAN
PHIL PERRYとDAVID GARFIELDの共作で、PHIL PERRYのボーカルがフィーチュアされています。この曲でドラムを叩いているのはCARLOS VEGA、LEE RITENOURグループでの共演が縁で、DAVID GARFIELDにVEGAがPHIL PERRYを紹介したことから、この曲が生まれたということです。PHIL PERRYってその辺のステーキハウスのオヤジって感じの見てくれなんですが、素晴らしいボーカリストですね。本当の意味でのボーカリストってこういう人のことをことなんだろうな~という説得力のあるレンジの広さと声量を持っています。
ギターはSTEVE LUKATHER。どっちかというとMICHAEL LANDAUっぽい爽やかなバッキングですが、ソロはやっぱりLUKATHER節バリバリです。
そしてコーラスはPAULETTE BROWNE。CARLOS VEGAと共に、既にこの世の人ではなくなってしまっています。

CARLOS VEGA(ds)NATHAN EAST(b)STEVE LUKATHER(g)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)
PHIL PERRY/PAULETTE BROWNE(vo)

6.LAYLA
これまた有名なDEREK AND THE DOMINOSの代表曲「LAYLA」をサルサアレンジで演ってくれちゃってます。DAVID GARFIELDのラテンピアノが全面にフィーチャーされていて、このアルバムの中で最も活き活きと演奏しているんじゃないでしょうか。また、2tp2tbで構成されているホーンセクションがLAYLAのテーマをシャープ歌い、これぞラテンとばかりに盛り上げます。ちなみにホーンセクションの中心人物はPHIL COLLINSとの活動が知られているHARRY KIM。
この曲はいろんな人がカバーしている名曲ですが、さすがにサルサはそうないでしょう。
このアレンジは秀逸です。

MICHAEL LANDAU(g)MIKE MILLER(ac.g)JOHN PENA(b)DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)
MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)HARRY KIM/RAMON FLORES(tp)ARTURO VELASCO/BOB McCHESNEY(tb)
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DAVID GARFIELD & THE CATS #2

2005-03-13 01:00:14 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続きです。

3.MEMORIES OF RIO
GEORGE BENSONとのツアーでブラジルを訪れた時の思い出を曲にした、寂しげな夜の帳を思わせる名曲です。IVAN LINSのような心に染みるブラジリアンソングです。何となくブラジルというと脳天気なサンバのイメージを持ってしまうのですが、著名なブラジルの曲というのはこういうバラードが多いんですよね。
ところで、やっぱり注目すべきはJASON SCHEFFの渋いスキャットです。相変わらず聴かせてくれるコーラスです。MD聴きながら家に帰る途中で、思わず一緒になって歌ってしまいそうになります。(というか本当に歌っちゃいますけど)何となく低音部のコーラスはBILL CHAMPLINっぽいんですが、クレジットにはありませんのでこれもJASONなんでしょうね。一緒にやっていると声まで似てくる?

JASON SCHEFF(vo)RICARDO SILVEIRA(ac.g)LARRY KLIMAS(sax)MICHAEL LANDAU(g)
JOHN PENA(b)DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)

4.BLUES FOR MR.J
今までの静かな展開から一転して、バリバリのホーンとシンセがカッコいい、ノリノリの曲です。イントロ部分のJIMMY JOHNSONによるベースソロ、そしてなんと言ってもVINNIE COLAIUTAのドラムが素晴らしい。ハードさが加味されたドラミングは今までのVINNIE COLAIUTAの印象とちょっと違って、JEFF PORCAROを思わせます。
こんな曲がライブのエンディングナンバーだったらそりゃもう大騒ぎですわ。(今度のKARIZMAで演ってくんないかな~)

VINNIE COLAIUTA(ds)MICHAEL LANDAU(g)JIMMY JOHNSON(b)BRANDON FIELDS/ERNIE WATTS(sax)
WALTER FOWLER(tp)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)


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DAVID GARFIELD & THE CATS #1

2005-03-12 00:06:16 | TOTO&FUSION
早速DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」のご紹介を始めます。

1.STRAWBERRY FIELDS
ご存知BEATLESの「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」のカバーです。(何故かFOREVERがタイトルからカットされてます)心に染み渡るしっとりとした静かなアレンジです。最初DAVID GARFIELDがピアノでサビを弾きますが、メロはJIMMY JOHNSONがフレットレスベースで奏でています。こういう雰囲気にフレットレスベースのメロはよく馴染みますね。そして次のサビはLARRY KLIMASがソプラノサックスが歌い、フレットレスベースとのユニゾンに展開していきます。ラス前のMIDIピアノソロも心をぎゅっと掴むような素晴らしい出来です。
ところで一箇所だけギターが変な音を出しているのがかなり耳に残るんですが、あれは一体何なんでしょうねぇ。

LARRY KLIMAS(sax)MICHAEL LANDAU/MIKE MILLER(g)JOHN PENA(b)JIMMY JOHNSON(Fletless bass)
DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)

2.DOWN ON MY LUCK
この曲だけこのアルバムでは浮いてます。ストレートなロックンロール、歌うはSTEVE LUKATHER。それもそのはず、日本向けのBONUS TRACKということで、このアルバムのコンセプトからは外れています。が、これは1995年にドイツのTV番組のテーマ曲としてレコーディングされたLOS LOBOTOMYSの未発表曲で、雰囲気は「CANDYMAN」の持つ世界をちょっと軽くしたかな、という感じです。とはいえそこはLOS LOBOTOMYS、LUKATHERのギターといいボーカルといい、渋い魅力に溢れてます。アルバムの曲としては浮いてるんですが、そこがまた構成的に飽きがこない隠し味になっているんじゃないかな。

STEVE LUKATHER(g,vo)SIMON PHILLIPS(ds)JOHN PENA(b)DAVID GARFIELD(keys)
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DAVID GARFIELD & THE CATS

2005-03-11 00:26:47 | TOTO&FUSION
さて、DAVID GARFIELDのソロワークス、続きましては1998年リリースの「I AM THE CAT,...MAN」です。今まではDAVID GARFIELD & FRIENDSの名義でしたが、今回はDAVID GARFIELD & THE CATSというユニット名。何でもLAではミュージシャンのことを”CATS”と呼ぶんだそうな。そんでもって例の有名な猫のキャラクター”GARFIELD”を引っ掛けて、GARFIELDのミュージシャン仲間達というような意味でTHE CATSとしたんだそうです。もちろん固定的なレコーディングメンバーではなく、曲によって参加ミュージシャンが異なるのも従来通りです。
ちなみにGARFIELDのライブは今でもDAVID GARFIELD & THE CATS名義で行われることが多く、最近(1/29 @ LA VE LEE)のメンバーは、
DAVID GARFIELD(keys)ALEX LIGERTWOOD(vo)~次作「GIVING BACK」以来大活躍ですね。
JOHN PENA(b)FORREST ROBINSON(ds)PAUL JACKSON JR.(Guest g)
となっています。

このアルバムと「TRIBUTE TO JEFF」そして「GIVING BACK」は多彩なジャンルがミックスされた、まさにフュージョンの醍醐味を味わえる名作です。そこがDAVID GARFIELDらしさでもあり、小生のツボにはまりまくるところなんでしょうね。
そんなわけで、しばらくはこのネタを書いていきたいと思います。
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GENTLE HEARTS TOUR 2004

2005-03-10 00:41:23 | J-FUSION
CASIOPEA25周年ということですが、この人も同様に25周年、忘れてはいけません櫻井哲夫です。
GIG25と時期を同じくしてリリースされたのがこの「GENTLE HEARTS TOUR 2004」です。
アルバム「GENTLE HEARTS」リリースから3年半、ようやくレコーディングメンバーであるDENNIS CHAMBERS、GREG HOWEとのツアーを行い、レコーディングされました。デニチェンは素晴らしいし、GREG HOWEとのコンビネーションもバッチリ、SUPPORTの小野塚晃もDIMENSIONで見せるハードなフュージョンプレイと、ソロ活動で見せるジャズピアニストとしてのプレイがミックスされたような味のあるプレイが光ってます。(そういや神保彰と和田アキラ、そして小野塚晃とライブをやって、櫻井哲夫とアキラーズなんて言ってましたわ)GIG25とともに、このところの通勤の友となってます。

思えばこの人、神保彰とCASIOPEAを脱退、SHAMBARAを経てJIMSAKUの活動に至るまでは良かったんですが、神保彰と袂を分かち、ソロアーチストとなってからの活動が今ひとつ方向性がぶれていて、世良正則と組んで妙なヘビメタファッションに目覚めてカシオペア20周年日比谷野音ライブでは浮きまくってたかと思いきや、ラテンバラードのアルバムを出したりと、ちょっと大丈夫かいなという感じでしたが、このアルバムでは櫻井哲夫の本領発揮といったところで一安心です。もちろん櫻井哲夫トリオでの活動には筋が通っていたんでしょうけど、かたや神保彰はCASIOPEAに戻り(しかしいったいいつまでSPECIAL SUPPORTなんでしょう)、この人だけ取り残された印象がありましたからね。やっぱり櫻井哲夫はハードなフュージョンベーシストとしてこれからも活動して欲しいと思っとります。

ブックレットの手記も面白かったです。いや櫻井さん自身がデニチェンやらの出演を交渉し、英語の契約書まで交わすなんて思ってませんでした。そりゃ確かに誰がやってくれるんだと考えてみれば当たり前のことなんですが、目から鱗です。ミュージシャンとしてやっていくにはプレーヤーであり、かつビジネスマンとしてのセンスも必要であるということなんでしょうか。

DVDも同時発売されてますが、まだ買ってません...。でもデニチェンのプレイもすっごく興味あるし、HMVのポイントたまったら買おうかな~。
ちなみにおまけ画像はソロアルバム「21世紀の扉」リリース時のHMVインストアイベントで頂戴した櫻井氏のサインでございます。
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