TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

CASIOPEA GIG25を聴きました

2005-03-08 00:27:15 | J-FUSION
先日リリースされたばかりのCASIOPEA GIG25、早速入手しまして聴いております。
いやなんといっても2枚組の1枚目、懐かしいですねぇ~。今までもライブでは必ずメドレーで古い曲も演ってはいましたが、全部フルコーラスで演奏してるのを聴くと、あの頃を思い出します。
大学時代バンドやってたということは端々で書いてきましたが、TOTOのみならず、別のバンドで実はCASIOPEAのコピーもやっておりました。(もっちろん簡単なやつだけですけどね。)ちょうどCASIOPEA全盛時?で1枚目収録の「EYES OF THE MIND」やら「COAST TO COAST」、「太陽風」とか半分以上の曲をコピーしてレパートリーにしてましたね...。

このアルバム、なかなか録音状態も良く、神保氏のドラムも細かいところまでやんなるくらいこれでもかと聞こえてくるもんですから、今から思えばここはああすればよかった、こうすればよかった、こんなこともやってたのか、こんなの絶対コピーできねえよ!みたいな思いが通勤電車の中で駆け巡っている今日この頃です。よくもまあこんなバンドのコピーなぞしたつもりになってたものだと今更ながら恥じております。
う~むそろそろ埃をかぶっているYAMAHA DTXの復活も近いな~。

このGIG25の1枚目、収録時間が45分程度なものですから、80分MDの残り時間に「CASIOPEA WORLD LIVE '88」なんて廃盤CDを録音して毎日聞いております。
・・・しっかしDVDも含めればCASIOPEAのライブって、いったいこれで何枚目なんだ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RECOLLECTIONS / DAVID GARFIELD & FRIENDS

2005-03-06 23:33:29 | TOTO&FUSION
寄り道しましたが、DAVID GARFIELDのソロワークスに戻りまして、今度ご紹介するのは「RECOLLECTIONS」です。(1997年リリース)
このアルバムはDAVID GARFIELDがいわゆるスタンダードジャズをカバーする企画物で、今までのフュージョンサウンドとは一線を隔すとともに、DAVID GARFIELD名義ではありますが、主役は先の「L.A.KEYBOARD PROJECT」、そしてKAZU MATSUIの「TIME NO LONGER」にも名を連ねていましたジャズピアニスト、TERRY TROTTERと分け合ってます。DAVID GARFIELDが単独で参加している曲が3曲、TERRY TROTTERの曲が2曲、両者共演が4曲てな具合です。
ちょっと面白いアプローチなのが、基本的にはアコースチックなジャズというスタンスでありながら、シンセなどのエレクトリカルな音を効果的に使用しているところでしょうか。(一応、生楽器オンリーの曲も数曲ありますが)
例えば1曲目「AIREGIN」ではホーンセクションのパートを生サックスにシンセサイザーを被せていて、一瞬なにこれ?と思わせるんですけど、そこがミソで、ハマるんですねこれが。
正直私はいわゆるジャズは守備範囲外なので、原曲はほとんど知りません。んなもんですから、どこをどういうふうに料理しているのかはわかりませんが、これを聴くと、原曲も聴いてみたいなという欲求が生まれてきたりもします。人はこんな感じでジャズに回帰していくんですかねえ。
「TRIBUTE TO JEFF」では「BAG'S GROOVE」なんてモロジャズの曲をやったり、ジャズクインテットのDVDのリリースやトリオでのライブをやったりと、DAVID GARFIELDもジャズピアニストとしての活動も最近多くなってきているようで、そんな一面が垣間見える一枚ですね。

曲名一覧も念のため書いときます。
1.AIREGIN(SONNY ROLLINS)
2.I REMEMBER CLIFFORD(BENNY GOLSON)
3.DOLPHIN DANCE(HERBIE HANCOCK)
4.GIANT STEPS(JOHN COLTRANE)
5.NAIMA(JOHN COLTRANE)
6.ENGLISHMAN IN NEW YORK(STING)
7.MILES(MILESTONES)(MILES DAVIS)
8.PEACE(HORRACE SILVER)
9.NARDIS(BILL EVANS)
DAVID GARFIELD(p,syth)TERRY TROTTER/MIKE LANG(p)
BOB SHEPPARD/BRANDON FIELDS/LARRY KLIMAS(sax)
JOHN GUERIN(ds)ABRAHAM LABORIEL/CHUCK DOMANICO(b)
WALTER FOWLER(fh)MICHAEL LANDAU(g)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TIME NO LONGER / KAZU MATSUI PROJECT 2

2005-03-06 02:00:39 | TOTO&FUSION
KAZU MATSUI PROJECT / TIME NO LONGER 続きです。

6.FATHER ON / FEATURING ROBBEN FORD
渋々のバラードです。夕日に歩き出す侍の後姿が想像されるような...。サムライネタの映画のBGMに使ったらめちゃくちゃ合うでしょう。ROBBEN FORDのアコギをバックに尺八のしゃがれた音色が映えまくってます。
ROBBEN FORD(g)RUSSELL FERRANTE(p)BRIAN MAN(syth)ABRAHAM LABORIEL(b)
VINNIE COLAIUTA(ds)STEVE FORMAN(perc)GRANT GULLICKSON(vo)KAZU MATSUI(尺八)

7.BONFIRE / FEATURING LEE RITENOUR
ABRAHAM LABORIELによるこの曲、これまたモロにRITENOURサウンドしてます。中東っぽいイントロからRITENOURのギターがテク丸出しでがんばってます。ギターの雰囲気はなんとなくCASIOPEAの「4X4」の「GALACTIC FUNK」を思わせます。あの時代のRITENOURサウンドってこんな感じだったんでしょうね。やっぱりこの曲でもギターに押されて尺八は影が薄くなっちゃってます。それからJEFF PORCAROのドラムもハードに決めていてカッコいいです。
LEE RITENOUR(g)VICTOR FELDMAN(p)BRIAN MAN(syth)ABRAHAM LABORIEL(b)
JEFF PORCARO(ds)ALEX ACUNA/STEVE FORMAN(perc)KAZU MATSUI(尺八)

8.THE DESERT / FEATURING PAUL JACKSON JR.
尺八を大フィーチャーした曲です。いわゆる尺八用の曲のバックをフュージョンミュージシャンが固めただけ、といった感じの尺八独演会ですね。ところでPAUL JACKSON JR.が参加してますが、バックでひたすらアコギを弾いているだけで、まあ誰でも良かったかなという存在感になっちゃってるのが残念です。やっぱりこの人はエレキじゃないとね~。ちなみに作曲に参加してるMASAYUKI SUZUKIって誰?
PAUL JACKSON JR.(g)BRIAN MAN (syth)ABRAHAM LABORIEL(b)STEVE FORMAN(perc)KAZU MASUI(尺八)

9.TIME NO LONGER / FEATURING ROBBEN FORD
ROBBEN FORDによるティンパニーが印象的なタイトルトラックです。尺八はほとんど顔を出さずに、ROBBEN FORDのギターとRUSSELL FERRANTEのYELLOW JACKETS組が完全に主役になってます。実施にはこのアルバム、4大ギタリストをフィーチャーとはいえどもほとんどこのROBBEN FORDがメインになってるんですけどね。
ROBBEN FORD(g)RUSSELL FERRANTE(p)BRIAN MAN(syth)ABRAHAM LABORIEL(b)
VINNIE COLAIUTA(ds)STEVE FORMAN(perc)KAZU MATSUI(尺八)

尺八フュージョンというのも珍しいですが、80年代初めにはHIROSHIMAもありましたし、結構こういう「和」を全面的に出したフュージョンというのが当時ちょっとした流行りだったのかもしれませんね。
その後も数々の作品をリリースして来ていますし、もちろん今でも松居慶子夫人のステージでは尺八奏者として参加してます。5月にはニューアルバム「THE STONE MONKEY」が日本でも発売になるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TIME NO LONGER / KAZU MATSUI PROJECT 1

2005-03-03 23:42:05 | TOTO&FUSION
それではL.A. GUITAR PROJECTともいえる、KAZU MATSUI PROJECTの「TIME NO LONGER」のご紹介です。あまり詳しくするときりがないので、軽くということで。

1.OVERTURE/ FEATURING ROBBEN FORD
これぞ東洋の尺八だい!とばかりに名刺代わりに尺八を吹きまくるこの曲、どことなくサムライっぽさを表現したメロディが泣かせます。JEFF PORCAROのタム打ちが日本の太鼓のように聞こえるのが笑えます。
ROBBEN FORD(g)RUSSELL FERRANTE(p)BRIAN MAN(syth)KATIE KIRKPATRICK(harp)
ALPHONSO JOHNSON(b)JEFF PORCARO(ds)KAZU MATSUI(尺八)

2.SUNSET AND THE MISTREL / FEATURING ROBBEN FORD
ボーカルがフィーチャーされているバラードです。ここは尺八は抑え気味。ゆったりとしたまさにSUNSETの雰囲気。
ROBBEN FORD(g)BRIAN MAN(keys)RUSSELL FERRANTE(p)ALPHONSO JOHNSON(b)JEFF PORCARO(ds)
GRANT GULLICKSON(vo)STEVE FORMAN(perc)KAZU MATSUI(尺八)

3.VOICE FROM DARK / FEATURING STEVE LUKATHER
バラードに続いてはギンギンのハードロックギターで始まります。そう、LUKATHERの登場です。メロに入る前には聞き覚えのあるチョッパーベースソロ、ABRAHAM LABORIELです。ギャンギャンリフを刻むギターをバックに従える尺八というのも、申し訳ないけど笑えます。後半にはもちろんLUKATHERのギターソロ、なかなかイケてます。LABORIELのベースもノってるかっこいい曲です。でもどこかにワビサビを感じるのは考えすぎ?
STEVE LUKATHER/ROBBEN FORD(g)BRIAN MAN(keys)KATIE KIRKPATRICK(harp)ABRAHAM LABORIEL(b)
JEFF PORCARO(ds)CARL ANDERSON(vo)KAZU MATSUI(尺八)

4.DWARS'WORKSHOP / FEATURING ROBBEN FORD
5.GOBLIN HUNT / FEATURING LARRY CARLTON
鬼太郎でも出てきそうな妙な小作品の次はLARRY CARLTONの登場です。LARRY CARLTON自身による曲・プロデュースで、爽やかでアップテンポな典型的なフュージョンサウンドです。LARRY CARLTONとABRAHAM LABORIELの絡みが最高です。さすがのKAZUも押され気味で、曲に合わせて尺八で合いの手を入れてるにとどまっている感じです。ピアノは先のDAVID GARFIELD 「L.A.KEYBOARD PROJECT」そして「RECOLLECTIONS」ではメインプレーヤーとなっている、ジャズピアニストTERRY TROTTERです。
LARRY CARLTON/ROBBEN FORD(g)TERRY TROTTER(p)BRIAN MAN(syth)ABRAHAM LABORIEL(b)
JOHN FERRARO(ds)STEVE FORMAN(perc)KAZU MATSUI(尺八)

次回に続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

L.A. GUITAR PROJECT ?もといKAZU MATSUI PROJECT

2005-03-03 00:30:16 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD のL.A. KEYBOARD PROJECTで思い出したんですが、L.A. GUITAR PROJECTといってもいいようなアルバムがあります。

KAZU MATSUI PROJECT「TIME NO LONGER」がそれです。(1981年リリース)
このアルバムの売りはなんと言ってもROBBEN FORD/LEE RITENOUR/LARRY CARLTON/STEVE LUKATHERの4大フュージョンギタリストが参加という豪華キャスト。ちなみにPAUL JACKSON JR.も参加しているんですが、当時はそこまでのビッグネームの扱いはしてもらえなかったようで。おまけにJEFF PORCAROも半分近くを叩いてます。

KAZU MATSUI=松居和という人、一番わかりやすいのは今をときめくジャズピアニスト、松居慶子の旦那、ということ。
専門の楽器は尺八(BAMBOO FLUTEっていうんだそうです)で、「将軍」、「ウィロー」「太陽の帝国」「48時間」「レッドブル」「ジュマンジ」「マスク・オブ・ゾロ」などのハリウッド大作の映画音楽で尺八を吹いているということ。
更に、ドラマー神保彰のソロアルバム「COTTON」~「STONE BUTTERFLY」に至るまでの全てのアルバムのプロデュースをはじめとした、プロデューサーでもあるということ。(ちなみにこれら神保彰の前期の作品においてエンジニアは「TRIBUTE TO JEFF」を始めとしたDAVID GARFIELD一連のアルバムと同様にALAN HIRSHBERGが務めてます。JOHN PENAやLENNY CASTROも半数近くに参加してますし、DAVID GARFIELDも1作品だけですが参加してます。既に廃盤になってましたが、今月からリイシューが開始されます...タイムリーネタということで)
おまけに子育て評論家でもあり、著作物も多数で日本でも講演会をやったりしている文化人でもあるということ。

正直言いまして、堀井勝美やQUINCY JONESみたいなフュージョンプロジェクト作品と思ってこのアルバムを買ったんですが、4大ギタリストをバックに尺八を吹きまくってます。もちろん全曲尺八ソロ入り。しかも曲調はかなり東洋的。

思い出しついでで、このアルバムをちょこっとご紹介してみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KARIZMA来日公演の予約は3/12から!

2005-03-01 22:42:40 | Weblog
“Karizma Celebrates it's 30th anniversary
       at Motion Blue in Yokohama - JAPAN”

ようやくMOTION BLUE YOKOHAMAのサイトにもインフォメーションが掲載されましたね。掲載されたと思ったらTOPに写真付ですからやっぱり大したものです。3月12日(土)から予約受付開始だそうですんで、忘れずに予約せねば...。
ところでCOOL SOUND中田師匠のコメントも掲載されているはずなんですが、今のところ見当たらないですね。また後で載るんかいな。

いや~今回土日も演ってもらえるようでありがたいですね。埼玉在住の小生としてはMOTION BLUE YOKOHAMAは、会社帰りに行くには1部では早すぎるし、かといって2部では終わったあと家に帰れませんから守備範囲外と思ってたものですから正直うれしいです。MOTION BLUEデビューを兼ねて、今回はもちろん土日の1部を狙います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

L.A. KEYBOARD PROJECT / DAVID GARFIELD & FRIENDS 3

2005-03-01 00:32:24 | TOTO&FUSION
L.A. KEYBOARD PROJECT / DAVID GARFIELD & FRIENDS の続きです。

6.INDIAN SONG(MICHAEL O'NEILL)
FEATURING DAVID WITHAM/DAVID GARFIELD
めっちゃラテンしてます。ラテンのリズムをバックにDAVID WITHAMとDAVID GARFIELDがソロバトルを展開するこの曲、ボーカル、というかスキャットでPHIL PERRYも参加しています。
DAVID WITHAMとこの曲の作者でもあるMICHAEL O'NEILは最近のGEORGE BENSONのツアーメンバーだったりしましたね。ちなみにDAVID GARFIELDもその一員だったりしてましたから、その辺のコネクションでしょうか。それからPHIL PERRYもCARLOS VEGAがLEE RITNOURのメンバーだった関係からDAVID GARFIELDに紹介され、つきあいが始まったようです。

DAVID WITHAM/DAVID GARFIELD(keys)CARLOS VEGA(ds)ABRAHAM LABORIEL(b)
LUIS CONTE/MICHITO SANCHEZ/ALEX ACUNA(perc)PHIL PERRY(vo)MICHAEL O'NEILL(ac.g)

7.HIP HOP(RUSSELL FERRANTE/DAVID GARFIELD/CARLOS VEGA)
FEATURING RUSSELL FERRANTE
JIMMY HASLIPと共にYELLOW JACKETSを支えていたRUSSELL FERRANTEの一人舞台と言ってもいい曲です。HIP HOPと言っても、いわゆるジャンルとしてのHIP HOPとは似て非なるものです。どっちかというとプログレっぽいとでも言いましょうか、かなり実験っぽいアプローチの不思議な曲調です。

RUSSELL FERRANTE/DAVID GARFIELD(keys)CARLOS VEGA(ds)

8.PLANTAICHN' BOOGIE BLUES(DAVID PAICH)
FEATURING DAVID PAICH
DAVID PAICHのお家芸である、ホンキートンクなブルースピアノが堪能できます。「TRIBUTE TO JEFF」でBOZ SCAGGSが歌っていた「IT TAKES A LOT TO LAUGH,~」の延長でしょうか、BOB DYLANのカントリーブルースっぽい曲を支えるドラマーはJIM KELTNERです。でもテンポがコロコロと変わるものですから、さすがのJIM KELTNERも叩きにくそう...。スライドギターの音までPAICHがシンセで出してるってのが面白いですね。
で、途中から曲調が変わるんですが、そこから段々とターボがかかってPAICHのピアノ早弾きコーナーが始まります。最後はグリッサンドの連打でFINISH! これでもかとDAVID PAICHの魅力盛りだくさんで、これはPAICHファン必聴の1曲ですよ。

DAVID PAICH/DAVID GARFIELD(keys)JIM KELTNER(ds/perc)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする