ここまでベタベタでヘヴィなブルースとは思っていなかった、というのが正直な感想です。J&Bはちょっとファンクが入ったライトなブルース(フュージョン)ミュージックでしたから、その延長のようなイメージがあったからでしょうか。
そして沼澤尚のドラミングも、ブルースドラマーに徹していて「らしさ」があまり感じられない、こういっちゃ何ですがあまりテク的には面白みのない、小生的にはあまりヒットしないアルバムです…。
だけど、何度か聴いているうちになぜか耳から離れなくなる、あのフレーズ、このフレーズ。まるで中毒になったように、頭の中で繰り返されている。今までの小生の「いい」曲という判断基準とは異なります。だけど「いい」んです、これが。
テクニックだとか、ノリとか、ファンキーとかとは別の次元で魂を揺さぶってくるンです。そう、魂です。まさにこれがBLUES。そこには小技の効いたテクニックなんて不要です、むしろ邪魔。ストレートに魂に訴える音楽なんです。小生がもちっと若かったら聞き流してしまっているかもしれません。やっぱりある程度の人生を積まないとわからない音楽なのかな。ってことは少しは小生も大人になってきたのかな、なんて。
浅野祥之さんの急逝によりTHE BLUES POWERとしては最初で最後のアルバムとなってしまったということがどこかにひっかかっているからというのもあったのかもしれない。だけど、全く時代に流されない、いわば人間サマの普遍な本能に訴えかける1曲1曲、それぞれの個性あるBLUESは一生モノになりそうな予感がします。
…BLUESといえばJOHN LEE HOOKER。氏の作品であるアルバム「CHILL OUT」のCDを持ってますが、(理由は簡単、SANTANA、KARL PERAZZOとかが参加しているから、ということだけなんですけどね…)実のところアルバム通して聴いたことはないような気がします。THE BLUES POWERを聴いてからというもの、深夜にバーボンを傾けながらゆったりと聴いてみたいと思っています。
そして沼澤尚のドラミングも、ブルースドラマーに徹していて「らしさ」があまり感じられない、こういっちゃ何ですがあまりテク的には面白みのない、小生的にはあまりヒットしないアルバムです…。
だけど、何度か聴いているうちになぜか耳から離れなくなる、あのフレーズ、このフレーズ。まるで中毒になったように、頭の中で繰り返されている。今までの小生の「いい」曲という判断基準とは異なります。だけど「いい」んです、これが。
テクニックだとか、ノリとか、ファンキーとかとは別の次元で魂を揺さぶってくるンです。そう、魂です。まさにこれがBLUES。そこには小技の効いたテクニックなんて不要です、むしろ邪魔。ストレートに魂に訴える音楽なんです。小生がもちっと若かったら聞き流してしまっているかもしれません。やっぱりある程度の人生を積まないとわからない音楽なのかな。ってことは少しは小生も大人になってきたのかな、なんて。
浅野祥之さんの急逝によりTHE BLUES POWERとしては最初で最後のアルバムとなってしまったということがどこかにひっかかっているからというのもあったのかもしれない。だけど、全く時代に流されない、いわば人間サマの普遍な本能に訴えかける1曲1曲、それぞれの個性あるBLUESは一生モノになりそうな予感がします。
…BLUESといえばJOHN LEE HOOKER。氏の作品であるアルバム「CHILL OUT」のCDを持ってますが、(理由は簡単、SANTANA、KARL PERAZZOとかが参加しているから、ということだけなんですけどね…)実のところアルバム通して聴いたことはないような気がします。THE BLUES POWERを聴いてからというもの、深夜にバーボンを傾けながらゆったりと聴いてみたいと思っています。