自分でもJEFFのベスト盤を作りたいと思っている小生、参考にすべきこのアルバムを何回か聴いているうちに、選曲に対していろいろと思うところが出てきたんで、ちょこっと書いてみます。もちろんソニーの音源という制約がある中での選曲ですし、選曲者である中田師匠の、テクニカルなプレイばかりを選ぶのをJEFFは望まないであろう、という意見は尤もなんですけど、やっぱりこういうCDを買うのはやっぱりJEFFマニアに限定されるのは間違いない。やっぱり純粋にJEFFらしさ溢れるドラムを楽しみたいと思うのが正直なところです。そんな意味での物足りなさもあって、それぞれの選曲について小生的な勝手評価をしてみます。
1. MOODIDO / TOTO
「SESSION WORKS」というタイトルにTOTOの曲が3曲も収録されるのはそもそも反則でしょう、と思いつつもこの選曲はナイスです。TOTOのインストの中でも秀逸ですし、音源としてもレアですから。このグルーヴ感は最高です。
2. LOWDOWN / BOZ SCAGGS
TOTO/BOZ競演記念のアルバムですから、この曲を外せないのは理解するところ。でも当たり前すぎるのと、そもそもハイハットのダビングという行為についてJEFFが良しとしていたのだろうか…?という点もそのまま受け入れ難いものがあります。決してJEFFらしくないドラミングということではないですし、JEFFの代表曲ともいえる曲ですから、企画の趣旨からすれば入って当然の曲なんですけどね。
3. I DON’T WANT YOU ANYMORE / BILL CHAMPLIN
BILL CHAMPLINのアルバム「SINGLE」には曲ごとのクレジットがないんですけど、この曲は明らかにJEFF のドラムであることは間違いない。ライナーにも沼澤尚さんが断言していると書いてありますし、小生ですら、あのアルバムの中で最もJEFFの可能性が高いのはこの曲と思ってましたし。それだけにJEFFらしさが前面に出ている曲だと思います。ハイハットワークなんてまさにJEFFそのものですよね。ということでこの選曲は○だと思います。
4. WAIT / THE JACKSONS
どうなんでしょう、これ。バックはTOTOそのもののメンバーとはいえ、このドラムの音がね~。いやいやJEFFもSIMMONSを叩いてたんだよ、的な意味合いなのかもしれないけど、JEFFらしさというのが全く感じられないあまりに機械的すぎるドラミングです。というか基本ドラムマシーンでたまに出てくるSIMMONSのおかずだけがJEFFなんじゃないのかな?この選曲はちょっと違うような気がする。
5. DRIVE A CROOKED ROAD / STEVE LUKATHER
これもTOTOのナンバーと同じでLUKATHERの曲を選ぶかな~という気もしますが、ドラムのバランスがかなり前面に出ていて、ライブ感たっぷり。目の前でJEFFが叩いているような幻に包まれます。この選曲、最初はちょっとどうかなと思いましたけど、聴けば聴くほど案外ナイスなセレクトなのかも。
6. HUMAN TOUCH / BRUCE SPRINGSTEEN
決してJEFFらしさが前面に出てるかというとそうでもないような気がするんですけど、スネアのクローズドリムショットからオープンショットになる展開のドラマチックさがカッコイイ。でもBRUCEとJEFFってなんとなく意外な組み合わせですね。
7. PARADISE / HERBIE HANCOCK
こういうゆったりとしたクールなグルーヴに独特のノリとメリハリをプラスできるのはJEFFならなんじゃないですかね。小生的にはJEFFのドラミングの中でも名演に数えられる1曲です。音源のレアさもあって、この選曲はナイスですね。いいとこに目を付けましたね~って感じです。
8. AFRICA / TOTO
「SESSION WORKS」というタイトルにTOTOの曲が3曲も…?。
作曲者としてJEFFがクレジットされていることもあっての選曲なのかもしれませんが、同じTOTOから選ぶならベタベタを承知で言えばここは「ROSANNA」じゃないですかね。やはりJEFFのドラミングを語る上では欠かすことのできない1曲なんですから…。あくまでも「AFRICA」を収録するんだったら、という前提ですけど。
長くなりましたので続きは次回に。
1. MOODIDO / TOTO
「SESSION WORKS」というタイトルにTOTOの曲が3曲も収録されるのはそもそも反則でしょう、と思いつつもこの選曲はナイスです。TOTOのインストの中でも秀逸ですし、音源としてもレアですから。このグルーヴ感は最高です。
2. LOWDOWN / BOZ SCAGGS
TOTO/BOZ競演記念のアルバムですから、この曲を外せないのは理解するところ。でも当たり前すぎるのと、そもそもハイハットのダビングという行為についてJEFFが良しとしていたのだろうか…?という点もそのまま受け入れ難いものがあります。決してJEFFらしくないドラミングということではないですし、JEFFの代表曲ともいえる曲ですから、企画の趣旨からすれば入って当然の曲なんですけどね。
3. I DON’T WANT YOU ANYMORE / BILL CHAMPLIN
BILL CHAMPLINのアルバム「SINGLE」には曲ごとのクレジットがないんですけど、この曲は明らかにJEFF のドラムであることは間違いない。ライナーにも沼澤尚さんが断言していると書いてありますし、小生ですら、あのアルバムの中で最もJEFFの可能性が高いのはこの曲と思ってましたし。それだけにJEFFらしさが前面に出ている曲だと思います。ハイハットワークなんてまさにJEFFそのものですよね。ということでこの選曲は○だと思います。
4. WAIT / THE JACKSONS
どうなんでしょう、これ。バックはTOTOそのもののメンバーとはいえ、このドラムの音がね~。いやいやJEFFもSIMMONSを叩いてたんだよ、的な意味合いなのかもしれないけど、JEFFらしさというのが全く感じられないあまりに機械的すぎるドラミングです。というか基本ドラムマシーンでたまに出てくるSIMMONSのおかずだけがJEFFなんじゃないのかな?この選曲はちょっと違うような気がする。
5. DRIVE A CROOKED ROAD / STEVE LUKATHER
これもTOTOのナンバーと同じでLUKATHERの曲を選ぶかな~という気もしますが、ドラムのバランスがかなり前面に出ていて、ライブ感たっぷり。目の前でJEFFが叩いているような幻に包まれます。この選曲、最初はちょっとどうかなと思いましたけど、聴けば聴くほど案外ナイスなセレクトなのかも。
6. HUMAN TOUCH / BRUCE SPRINGSTEEN
決してJEFFらしさが前面に出てるかというとそうでもないような気がするんですけど、スネアのクローズドリムショットからオープンショットになる展開のドラマチックさがカッコイイ。でもBRUCEとJEFFってなんとなく意外な組み合わせですね。
7. PARADISE / HERBIE HANCOCK
こういうゆったりとしたクールなグルーヴに独特のノリとメリハリをプラスできるのはJEFFならなんじゃないですかね。小生的にはJEFFのドラミングの中でも名演に数えられる1曲です。音源のレアさもあって、この選曲はナイスですね。いいとこに目を付けましたね~って感じです。
8. AFRICA / TOTO
「SESSION WORKS」というタイトルにTOTOの曲が3曲も…?。
作曲者としてJEFFがクレジットされていることもあっての選曲なのかもしれませんが、同じTOTOから選ぶならベタベタを承知で言えばここは「ROSANNA」じゃないですかね。やはりJEFFのドラミングを語る上では欠かすことのできない1曲なんですから…。あくまでも「AFRICA」を収録するんだったら、という前提ですけど。
長くなりましたので続きは次回に。