本日休み
今週は大寒がある週だというのに一気に暖かくなってしまって雪が降る気配は全くないが
雪を求めて福井の荒島岳まで行ってきた
トップの写真は山頂より下に出現していたクレバス(雪の割れ目)
写真上に写る人を目安にしてもらうとその大きさがわかる
こんなに大規模で深いの見たことない!
荒島岳久しぶり
いつ以来だろうと日記で見てみると2021年以来の4年ぶり
そんな今日は3時50分起きの4時05分出発で、現地勝原登山口駐車場には6時45分着
駐車場の気温は-1度、寒いけどまだ暖かい方だと思われる
ウェア着込んで荷物チェックして7時クライムオン
駐車場には既に7台ほどのクルマがあり、2人が出発準備をしていた
のっけから積雪があるがとりあえずツボ足で歩きだす
今日は一眼カメラを入れるウェストバッグを忘れてきてしまったのでスペアとして持ってきたTG-6で撮影
いつも何か忘れる…
シャクナゲ平下の急登でクランポン装着
シャクナゲ平に上がらず巻くトレースもあったが、せっかく来たのだ、そこにも登っておきたい
シャクナゲ平を過ぎ高度を上げると小荒島岳(写真中央付近の三角の山)と真っ白な大野市街が一望できる
木の種類が変わり、積雪量も増える
そして進む山頂方面から太陽が昇る
いよいよ木がなくなって来る(雪の下に埋もれている)
アックスは持たずウィペットを持ってきた
もちが壁を越えた
この高度感
山頂まであと少し
写真中央付近にある黒い点は人、それくらい広い
その人をアップで
雪庇の大きさがわかる
そしてこの稜線を歩いて行くと
こんなものが
横方向に雪が割れてクレバスができている
立てているポールが約120センチ、その長さぐらいの裂け目
そして深い
3M超はある
これを左に避けて上へ進むが、その左は雪庇
また、割れてないように見えるが、見えるだけでその下は空洞じゃないのかという不安もつきまとう
そしてさらに上に進むと、今度は縦の割れ目が
(下山時に撮影)
こちらも豪快に割れている
この割れ目の下の方で左から割れ目右へ移動して山頂へ上る
こんなのに落ちたら上がれない
怖い
とにかくクレバスを避け安全マージンを取りつつ山頂へ
そしてその山頂は積雪量がありすぎて祠や道標、何も出てないただの雪原だった
しかし山頂に着いたものの先の2か所のクレバスが気になって仕方ない
山頂でゆっくりしている間にもし雪が緩んでクレバスが広がったり崩れてしたりしたら、帰れなくなってしまう
直ぐ下山
2か所のクレバスをやり過ごし振り返る
私の後に上って行った人が横方向のクレバスを避けて下りてきている最中
万が一の時のことを考えて見ておかないとと思って待っていたのだ
安全を確認したら風のあたらないところま下りて昼飯を食う
平らなところと言えばシャクナゲ平
先人が整地した場所を利用させてもらって腰を下ろしてカップラーメンで昼飯
風もなく穏やかでイイ時間
結構ゆっくりした
シャクナゲ平を離れる前に荒島岳をバックに撮ったが、この時はもう雲の中で山は見えなくなっていた
そして帰り道の最中もずっと雲の中で姿を見ることはできなかった
よいタイミングで登れたのかな?
駐車場に13時前着
6時間の山行き
未だかつてない大規模な雪の割れ目を見ていい経験だった