昨日雪が降って新雪深雪となっていた比良山系 権現山に登ってきた
6連勤明けの休み
早起きしてどこか行こうかという気にもなれず、いつも通り起きて天気を見て何をするか決めようと思っていた
そして自転車乗るかと思ったのだが、妻が比良山裾まで白くなってたでと教えてくれたので
急遽山行き
必要なものをザックに詰め込み9時前出発、9時50分クライムオン
(左)R161から今から上がる比良山を見るも山頂付近はガスの中、吹雪いている可能性もあるが面白くなかったら引き返すつもりで
(中)クルマデポポイントに行く林道で既に真っ白、勾配あるデポポイントまで上り切れるか不安になる
辿り着けなかったら帰ろうかなと思ったり
(右)勾配もそこそこあるので心配したがスタックすることもなくデポポイントに到着
ここでこの積雪だと当然上はもっとある、ザック内にクランポン、外付けでスノーシューを準備した
行けるところまでツボ足、その後はクランポン歩行になると考え、この時はスノーシューはただの錘になるかもと思っていた
歩き出しから積雪は20~30ぐらいあるが身軽なツボ足で歩く
今日は新雪の可能性が高かったのでブーツはモンブランを使用
モンブランとソフトシェルパンツの組み合わせはばっちりで、ゲイター無しでもブーツ内に雪が入ることがないのだ
先行者は誰もいない、一人貸し切り!
というか平日のこんなコンディションでは人来ないか(笑)
それにしても踏み跡ない新雪で見慣れた景色も全く違って見える
これが雪山の楽しいところ♪
杉の樹林帯を超え開けたところに出たが、上は相変わらずガスって雪が降っている模様
ま、行けるところまで行くかと足は止めない
新しい道標ができてた
霊仙山出会いを過ぎると急激に雪が深くなりツボ足歩行は困難になりスノーシュー装着
この先スノーシューでは登れないかもしれない急登が出てくるのに大丈夫だろうかと思いながら先に進む
先の心配は深い雪でクリアされた
というのもここの急登は木の根っこや岩で段差が結構あって、そこをスノーシューで歩くのは困難だと予想していたのだが
雪が深くそれらが雪の下に隠れてしまってスノーシューで踏んでもそこまで達しないのである
こんなの初めて
そして言い換えるとスノーシュー無しではラッセル地獄で大変なことになってた
(左)権現山着
幸いにも途中から山頂付近のガスが切れ視界が得られた、ラッキーだ!
今日の登山者は私だけかと思っていたが、花折ルートから人が上がってきてて先行者がいた
(右)モンスターまではいかないがかなり雪がついている
そしてここまで来れてしまったので、時間もあることだしホッケ山まで足を延ばしてみるかとさらに歩く
しかし、ホッケ山以北はめまぐるしくガスが掛かり見えたり見えなかったりをするので谷まで下りたところで行くのをヤメた
雪斜面越しに眼下の琵琶湖を見る
写真中央付近に琵琶湖大橋
ここから守山の菜の花畑の黄色が認識できないかと14-150レンズフルズームで確認したが、ムリだった
こちら沖島方面
近江八幡以北から平地にも雪が被っているのが見えた
ホッケ山が見えている時に撮影
その先にあるはずの蓬莱山なんかは全く見えず姿を現さない
幸いこの場所は青空出て天候も安定してきたので昼飯タイム
今日は儀式はせずにコンビニ弁当とサンドイッチでサイコーの景色を見ながら腹ごしらえ
そして温かいピーチティが美味かった
景色を堪能したら元来た道を戻りましょう
権現山山頂直下の急登を振り返る
トレースは私のもののみ
右が上りで左が下りの跡
下り時に雪が緩んで踏み抜き多発したら厄介だと思っていたが、気温が上がらなかったからかそれも杞憂で終わる
予想外に満足度高い雪山歩きになった
行って良かった
雪山は楽しい