JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
10年以上前に御紹介した券も再度御紹介しようかと思います。
古紙蒐集雑記帖
JR東日本 東日本パス
JR東日本は、先の東日本大震災を受け、東北をはじめとした東日本エリアの観光地を元気にするとともに、復興支援・お見舞い・帰省などの様々な移動をサポートすることを目的として東日本パスが発売しました。
これは、JR東日本全線の新幹線・特急列車の普通車自由席が乗り降り自由となり、また、北越急行・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道も使用でき、さらには、あらかじめ座席の指定を受ければ、「はやぶさ」号を含む、普通車指定席が2回まで利用できるフリーきっぷです。
これだけの内容で10,000円という価格は全国紙の経済面でも話題となり、「このきっぷがあるから日帰り旅行をしよう」というニーズにマッチしたようです。
そんな話題のきっぷですので、1回くらいは使用してみようと思い、この3連休に購入してみました。
連休を控え、みどりの窓口はどこも混んでおりましたので、横浜駅のMVにてセルフ発券です。
自動改札対応の85㎜券です。購入直後に指定席の予約をいたしましたため、「指定席発行開始済み」と赤色で印字されています。そして、赤い★印は指定券の発行回数を示します。
なぜか、指定席発行開始済みの文字がひっくり返っていますが、MVで指定席券を乗変したときも原券に指定券変更済の印字がひっくり返って印字されますので、これはMV特有の何かに起因するようです。
発券された新幹線指定券です。
新幹線特急券ではありませんので、「新幹線指定券」となり、料金の表示はなく、同時発券の切符と同時使用に限り有効である旨と、右下にや「〇特」の表示があります。
今回は山形新幹線の往復を選択いたしました。目的地は一目瞭然ですね。
ご案内文書です。
3枚の120㎜券に分かれて印字されています。
最後に、アンケートがついています。
記入の上、最寄の駅改札口渡すように書かれています。
次ページ » |