水島臨海鉄道の往復乗車券

拙ブログ5月22日エントリーにて水島臨海鉄道倉敷市駅の入場券を御紹介いたしましたが、当時、入場券のほかに唯一発売されていた硬券である、水島ゆきの往復乗車券を御紹介いたします。

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なんの変哲もないシンコー印刷製と思われる券ですが、何だかすごく舌っ足らずな感じの券です。
では、同社ホームページに掲載されている路線図を見ながら考えてみましょう。

     images (同社路線図:水島臨海鉄道HPより)

路線図を見ますと旅客駅は10駅あり、水島駅は倉敷市駅から8駅目の途中駅となります。その中でも、特別需要があったのか、水島駅ゆきのみ、往復乗車券が設備されていたことになります。
ところが、途中に駅があるにも拘らず、「(途中)下車前途無効」の文言がありません。「きっぷ」として通用させるには、少々舌っ足らずな感じがします。
また、シンコー印刷独特の表記なのでしょうが、「通用2日」というのもいささかぶっきらぼうな感じです。

ミス券ではないのでしょうが、なんとなく、もう少し丁寧に作成したほうが良いかもしれませんね。

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