小湊鐵道 国鉄時代の乗車券

数回にわたり、小湊鐵道の乗車券の魅力についてエントリーさせていただきましたが、今回と次回はひと時代前の小湊鐵道乗車券を御紹介いたしましょう。

まずは国鉄時代の券です。

   


これは国鉄時代の五井駅が、まだ軟券化されていなかったころに発行された五井駅発の小湊鐵道線片道乗車券です。

様式は線内各駅で発売されているものと同様ですが、発行駅名の頭と小児断線の頭に、国鉄千葉鉄道管理局発行であることを示す「○千」のマークがあります。

   

これは、養老渓谷駅発行の千葉駅ゆき連絡乗車券です。

もしかすると近距離区間については金額式券も存在したかもしれませんが、この当時の国鉄連絡乗車券は社線内の片道乗車券同様の相互式であったようです。
「五井経由」の表記が社線完結券との違いです。

   

次は、千葉ゆきの券の10日後に同じ養老渓谷駅で発行された、東京山手線内ゆき乗車券です。

ちなみに、養老渓谷駅から東京山手線内(ここでは東京駅とします)までの営業キロは87.2㎞ですので、現在は有効期間は当日限りですし、途中下車もできません。

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