JR西日本 昭和時代の出札補充券

JR西日本のある駅で特別に発券していただいた、出札補充券です。

    

引き出しから出てきたとき、冊子そのものがとてもくたびれていて、明らかに年代物のように見えましたが、実際に券を受取ってみますと、地紋こそJRW地紋となっていますが、なんと昭和の時代のものでした。
当然、事由欄に「新在往」「新在復」の表記もありません。

新地紋であることから、昭和63(1988)年くらいのものではないかと思います。

    

裏面です。

まだグリーン料金に通行税が加算されていたころのものですので、グリーン料金には通行税1割が含まれている旨の記載があります。

発券していただいた駅は大阪近郊区間内の駅でしたが、設備されてから少なくとも20年以上が経過した出札補充券が現存しているほど、マルスやPOSの発達した現在、いかに補充券の出番が少ないかを物語っているような気がします。

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