東武鉄道 五反野駅発行 北千住接続営団線50円区間ゆき連絡片道乗車券

昭和46年11月に、東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)五反野駅で発行された、北千住接続営団地下鉄(現・東京メトロ)線50円区間ゆきの連絡片道乗車券です。


   


青色TRCとぶてつ自社地紋のB型金額式大人専用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。

この券の東武鉄道および営団地下鉄分合計運賃は80円で、うち50円は営団地下鉄の運賃ですので、東武鉄道の運賃は30円ということになります。現在の運賃では東武鉄道分が150円・東京メトロ分が200円となりますので、当時の運賃が東武37.5%営団62.5%に対し、現在の運賃が東武42.9%東京メトロ57.1%となっており、今から47年間の間に東武鉄道の運賃の方が値上げ率が高かったということになります。


   


裏面です。
北千住から営団地下鉄線50円とあり、営団地下鉄完結券のような記載方法になっています。

この券は同駅から直通の日比谷線用に作成された券と考えられますが、この券が発売された2年前の昭和44年12月に部分開業している千代田線北千住~大手町間 (9.9 km) および昭和46年3月に部分開業した大手町~霞ケ関間 (2.2 km) についての制限は記載されていないので、千代田線についても乗車可能であったものと思われます。

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