小山駅発行 東京山手線内ゆき片道乗車券

東京山手線内ゆきの相互式券の話題が続きますが、もう少しお付き合いください。

昭和51年4月に東北本線小山駅で発行された、東京山手線内ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型相互式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。

いままでいろいろな東京山手線内ゆきの相互式券を御紹介いたしておりますが、今回御紹介致します券は比較的大規模な駅に設備されていたもので、小児専用券を別に設備したうえで設備されていた大人専用券になります。
大量の券を捌くため、いちいち小児用とし小児断片を切断していては事務の手間が増えますので、小児断片を切断しないことを前提とした駅で導入されていたようです。


   


裏面です。
券番が片側のみとなっています。小児断片の切断が無いため、集中印刷方式が採用されて一度に大量に印刷されていたようです。


しかし、昭和53年ころになりますと1000円札も使用できる高機能の券売機が普及し、東京山手線内ゆきの乗車券も券売機での発売が主流となってゆき、窓口で硬券を発券をするだけではなくなり、硬券の発券枚数が少なくなってきます。


   


昭和53年12月に同じく小山駅で発行された、東京山手線内ゆきの片道乗車券です。
硬券の発券枚数に減少傾向が見られますと大人専用券と小児専用券の双方を大量に設備するにはコストがかかってしまいます。そこで、大人用の乗車券は小児用としても発売可能な大人・小児用券に変更され、同時に小児専用券については在庫枚数を減らし、欠札時には大人・小児用券の小児断片を切断して対応できるように変更されています。

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