辰野駅発行 普通入場券

 新年あけましておめでとうごさいます。

本年も昨年同様、御贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

昨年はも隔日ながら、なんとか1年間更新を続けることができました。これはひとえに皆様の暖かい御支援の賜物であります。
ありがとうございました。
本年も変わらぬ御支援のほど、よろしくお願いいたします。

さて、本年1番目の記事は、毎年恒例の干支に因んだ券を掘り出した話題にしたいと思います。

発行年はだいぶ古くて新年とは関係ないですが、1983(昭和58)年12月に中央本線(東線)辰野駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人・小児用券で、民間印刷場で調製されたものです。

この券が発売された当時は、国鉄では合理化が進み、長野および新潟・山形・秋田各地域の硬券を印刷していました新潟印刷場が閉鎖され、その業務は民間の印刷会社に委託されておりました。民間印刷会社で印刷された硬券は「民間印刷券」と呼ばれており、その印刷方法は当時の最先端の方法が採られており、オフセット印刷による大変券面がきれいと言うか、こざっぱりとしたものが設備されていました。
いまでことオフセット印刷で印刷された硬券が地方民鉄で採用されていますが、当時としては画期的なもので、従来の活版印刷のものとちがい、一目で判別できました。

登場した当初は「すごくきれいでいいな」と思ったものですが、今となっては活版印刷と違って「味」がなく、管理人としては、なんとなく残念な様式です。

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