東京駅発行 ホームライナー津田沼号 乗車整理券

1986(昭和61)年11月に東京駅で発売された、ホームライナー津田沼号用の乗車整理券です。


   


黄褐色こくてつ地紋の車急式軟券となっています。
これは国鉄時代に発売された乗車整理券で、前回エントリーのJR東日本のライナー券の原型となるものです。


ホームライナーは国鉄末期に回送される特急列車の一部車両を開放して旅客扱いした列車で、北海道を除く殆どが座席定員制もしくは座席指定制で運転されています。
東北本線の上野駅から大宮駅までの区間の列車がその第一例目で、ホームライナー津田沼号は第二例目になります。

ホームライナー津田沼号は国鉄民営化後も運転され、末期は千葉駅まで延伸されてホームライナー千葉号になりましたが、2019(平成31)年3月のダイヤ改正で廃止されてしまっています。

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JR東日本 東京駅発行 湘南ライナー3号券

1990(平成2)年10月に東京駅で発行された、湘南ライナー3号券です。


   


黄褐色JRE地紋の車急式軟券で、ホーム上で発売されていたものです。

現在のように「ライナー券うりば」という券売機がホーム上に設備されておらず、車掌カバンを下げた係員が手売りで発売していました。そのために、国鉄時代から扱いのしやすい車急式券で設備されていました。


この時代は「乗車整理券」という文言を使用しなくなり始めた頃で、まだ「ライナー券」という名称はなかったようです。
現在ではホーム上の券売機で購入するようになり、車急式の手売り用ライナー券は発売されていません。

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西武鉄道 武蔵関から150円区間ゆき片道乗車券

もう3月7日になってしまいましたが( ^ω^)・・・
先月(2月)の20日は、西暦2020年2月20日ということで、最近の西暦表示のきっぷでは「2020.-2.20.」となります。「ぞろ目」じゃありませんが、感熱紙だからいつかは消えて見えなくなってしまうのですが、何となく記念にきっぷを購入しておこうかと思い、たまたま夜の20時20分に通りがかった西武鉄道の駅で「何気なく」小児用の最安区間の乗車券を券売機で購入しました。

ところが、購入したら、驚きです!!


   


2020(令和2)年2月20日の20時20分に、西武鉄道武蔵関駅の券売機で発行された、桃色PJRてつどう地紋のA型金額式券売機券です。

特段珍しい様式ではありませんが、驚くのは券番です。
時間までは20時20分に購入すれば良いのですが、券番までが2020番になっていました。これは奇跡としか言いようがありません。

   


この時、領収書も一緒に発券しましたが、「伝票番号」というのは領収書の番号であり、券番とはリンクしていませんので残念な数字になりました。
しかし、「ご利用日付」が2020年02月20日、時刻が20時20分となっていますので「良し」としました。

同社の運賃には200円区間がないので150円区間にしましたが、200円区間があればそれを選択したかも知れません。

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〇自 名古屋駅発行 守山自衛隊・緑地公園前間ゆき 片道乗車券 ~その2

前回エントリーで「〇自」名古屋駅で発行された守山自衛隊・緑地公園前間ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたが、同駅には小児専用券の設備もありましたので御紹介致しましょう。


      


大人・小児用券と同じ1987(昭和62)年3月に「〇自」名古屋駅で発行された守山自衛隊・緑地公園前間ゆきの小児専用片道乗車券です。
桃色こくてつ地紋のB型一般式小児専用券で、やはり名古屋印刷場で調製されたものです。
様式的には大人・小児用券と同じで、鉄道線用の乗車券と同じ様式です。特に、名古屋印刷場の一般式券は複数の着駅名が横並びに記載されることが多く、その間にはやたら大きい黒丸のような点「●」が特徴です。


   


裏面です。こちらもやはり、料金機対応の金額が印刷されており、大人・小児券が「160」と記載されているのに対し、小児運賃の80円を示す「80」が印刷されています。

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〇自 名古屋駅発行 守山自衛隊・緑地公園前間ゆき 片道乗車券 ~その1

今からちょうど33年前の1987(昭和62)年3月3日に「〇自」名古屋駅で発行された、名古屋駅から守山自衛隊前・緑地公園前間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
様式的には鉄道線の乗車券と変わりませんが、れっきとしたバス(国鉄自動車線)用の乗車券になります。国鉄バスの乗車券には「国鉄バス経由」、「自動車線経由」や「国バス経由」などの表記があるものが多いですが、このように何も表記が無いものも数多く見かけました。


   


裏面です。料金機対応として金額が裏面にも印刷されています。これは、料金機に投入された際に裏返しになってしまっても金額がわかるようになっています。強いて言えば、この部分がバスの乗車券であることを窺わせています。

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近畿日本鉄道 ドットインパクト後期の特急券

1981(昭和56)年10月に鶴橋駅で発行された、鶴橋から宇治山田までの特急券です。


   


薄青色近畿日本鉄道自社地紋のドットインパクト券紙を使用したもので、券紙は従来のものと同じですが、後期のものはプリンターが改良されています。
従来機では発着駅や乗継駅、発行駅の印字は印版を使用して印字されておりましたが、改良型の券はすべてがドットインパクトで印字されるようになっています。また、文字の大きさも従来のものよりも大きく、視認性に優れています。

改良型になってから追加された機能として、乗車券を纏めて一葉券として発売する場合、従来型では運賃と料金を合算した発売額の右側に「1込」もしくは「2込」の印字がありましたが、この様式にはそれはなく、右上の備考欄に「乗車券[乗車日から2日間有効]」と印字されるようになり、コム員を捺印する方法ではなくなっています。

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