近畿日本鉄道 ドットインパクト後期の特急券

1981(昭和56)年10月に鶴橋駅で発行された、鶴橋から宇治山田までの特急券です。


   


薄青色近畿日本鉄道自社地紋のドットインパクト券紙を使用したもので、券紙は従来のものと同じですが、後期のものはプリンターが改良されています。
従来機では発着駅や乗継駅、発行駅の印字は印版を使用して印字されておりましたが、改良型の券はすべてがドットインパクトで印字されるようになっています。また、文字の大きさも従来のものよりも大きく、視認性に優れています。

改良型になってから追加された機能として、乗車券を纏めて一葉券として発売する場合、従来型では運賃と料金を合算した発売額の右側に「1込」もしくは「2込」の印字がありましたが、この様式にはそれはなく、右上の備考欄に「乗車券[乗車日から2日間有効]」と印字されるようになり、コム員を捺印する方法ではなくなっています。

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