京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

2014-10-21 14:09:18

2014-10-21 | インポート

新京極のアーケード内に、

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「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」屋さんができました。

メロンパンアイスとは、焼きたてのメロンパンを半分に切り、

その間にバニラアイスを挟んだものです。

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メロンパンの食感は、外がサクサク、中がもっちりで、

メロンパンだけでも充分に美味しいレベルなのですが、

そこにアイスが加わる事によって、両方の美味しさを引き立て合う一品です。

値段は1個350円でお手頃です、

ちなみにお昼の情報バラエティ番組「バイキング」でも紹介されたそうです。

一度ご賞味下さい。<チョッパー>


「京へのいざない」展

2014-10-21 | インポート

国立博物館内の、平成知新館へ行って来ました。

すっかり近代的な建物に圧倒されました。設計は谷口吉生氏です。

東京国立博物館・法隆寺宝物館・ニューヨーク近代美術館を手掛けた建築家です。

展示物で感動したのは、宝誌和尚立像、大阪天野山金剛寺の本尊・大日如来坐像、

脇侍の不動明王坐像が圧巻です。大日如来像は、平安貴族好みの雅やかな作風で、

不動明王像は快慶の弟子、行快銘文が発見された鎌倉時代の貴重な作例だそうです。

特に私が興味を抱いたのは、宝誌和尚立像という仏像で、

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顔の部分が左右に割れていて、中から別の顔が覗いている不思議な仏像で、

見ようによっては不気味にも感じられる、神秘的な仏像です。

中国の「梁」と変わり、武帝になり、武帝は宝誌和尚の尊顔を、

三人の絵師に命じて描かせようとしたて、絵師たちは宝誌の元へ行き、

姿を描く事を伝えると、宝誌は僧服に着替えたそうです。

三人の絵師が描画の用意を整え、三人そろって描こうとしたところ、

宝誌曰く、「私には真の姿がある、それを見て描くが良い」と行ったそうです。

そして宝誌は、親指の爪を額に当てると、額の皮の下まで切り裂き、

その皮を左右に引き広げると、割かれた皮の下からもうひとつの顔が現れ、

正面から見ていた絵師には、金色に輝く菩薩の顔に見え、

もう一人の絵師には十一面観音に見え、もう一人には聖観音に見えたと云われています。

そして、各自が見えた所を写し取り、帝に献上したそうです。

帝はたいそう驚き、別の使者を派遣して様子を伺ったが、和尚は姿を隠してしまいました。

宝誌は常人ではなかったと伝えられ、その時の様子を元に作られた立像だそうです。

この仏像の真意は、「人の内面は、それぞれが神仏である」という意味も含まれています。

もうひとつ、感動したのは、長谷川等伯の「枯木猿猴図」です。

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墨一色で、猿の被毛のフワフワ感が表現されていて、線と面の濃淡によって、

遠近感が出て、構図も大胆で流れがあり、それが迫力につながっていると感じました。

ポイントになる物に対しては細やかな細工を施し、立体的に見えました。

他にも、まだまだ沢山の素晴らしい美術品が展示されておりました。

芸術の秋、皆様も是非、京都国立博物館「京へのいざない」展へどうぞ。

「京へのいざない」展HP → http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/miyako.html

<マンマ・ミーア>


由岐神社の「鞍馬の火祭」・鞍馬山

2014-10-19 | インポート

10月22日は、794年のこの日、平安京が長岡京より遷都された日です。

京都では、誕生祭として、京都三大祭のひとつである時代祭が行われ、

明治維新から平安時代までの歴史風俗の変遷を表す時代行列が、

正午より、市内を巡行します。

この日の夜には、京都鞍馬山の中腹にある由岐神社一帯で、

広隆寺の「牛祭(現在は中止)」、今宮神社の「やすらい祭」と並んで、

「京都三大奇祭」のひとつである「鞍馬の火祭」が行われます。

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午後6時頃、「神事まいらっしゃれ」の合図で氏子町内で、「かがり火」が灯されると、

幼児・少年・青年松明が、「サイレイヤ・サイリョウ」の掛け声とともに町内を練り歩きます。

午後9時頃、燃え盛る松明が、鞍馬寺の山門前の石段に集合し、

「サイレイヤ・サイリョウ」の大合唱。クライマックスは最高潮に盛り上がります。

その後、2基の「神輿」が由岐神社を出発し、山門前の石段を下ります。

担い棒にぶらさがって足を大の字に押し広げる「チョッペンの儀」が行われ、

午前0時に、この火祭は終了します。

私も以前、見に行きましたが、闇夜にきらめく炎は美しく、大変に勇壮な祭りです。

当日、車で行く事は出来ませんので、電車で行かれる事をおすすめします。

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叡山電車で、「出町柳」より「鞍馬駅」へ約30分、駅より歩いて3分ほどです。

当日は臨時電車が運行されており、最終の「出町柳」行きは、24:01「鞍馬駅」発です。

「鞍馬の火祭」に先だって、鞍馬寺に行って来ました。

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仁王門を通り、左側の参道を登ると由岐神社、そして九十九折参道を歩き、

約40分かかって本殿金堂へ到着しました。

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鞍馬山は、信仰の山で、心身共に安らぐ大自然の宝庫です。

鞍馬寺は、京都パワースポット10選のひとつに選ばれています。

やがてもうすぐ、紅葉で山が彩られ、美しい景色が楽しめる事でしょう。

10月22日の「時代祭」「鞍馬の火祭」を見物されるご予定のお客様、

ぜひ、近くて便利な当館へいらっしゃいませ。お待ち申しあげております。

時代祭HP→ https://www.kyokanko.or.jp/jidai/

鞍馬の火祭HP→ http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/himatsuri/kurama/

<京都 好き男>


2014-10-19 13:41:15

2014-10-19 | インポート

秋の匂いが少しずつしてきている今日この頃、国立博物館へ行って来ました。

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高山寺の国宝、鳥獣戯画と経典等、数々の素晴らしい国宝を目にしてきました。

入場口で10分ほど待ち、中の鳥獣戯画の展示物から50分並んで、やっと見れました。

少し疲れましたが、本物の戯画に出会って、疲れが吹っ飛びました!

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修復前は、画が薄く分かりにくかった画面が、修復後は画面が鮮明に表れて感動しました。

すごい技術と苦労と時間がかかったのだろうなぁ、と想像しました。

甲・乙・丙・丁の四巻からなる作品、兎や蛙が遊ぶ有名な場面は、甲巻に描かれています。

乙巻は、馬・牛など身近な動物や、麒麟・龍など、伝説上の生き物も登場します。

丙巻は、前半に人間が遊ぶ様子が描かれていて、

後半には動物たちが人間のように振る舞う様子が描かれています。

甲巻と乙巻は平安時代に、丙巻と丁巻は鎌倉時代に作られました。

文字がなく、絵だけで表現されているので、

何を表しているのか、誰が作ったのかも、はっきり分かっていません。

親しみやすく見えるけど、実はとっても謎の多い絵巻なのだそうです。

修復によって分かった新事実は、四巻のうち丙巻は、前半と後半で内容が全く違うため、

これまでは、「別々の絵巻をつなげたのだろう」と考えられてきましたが、

なんと丙巻の前半と後半はもともとは、一枚の紙の表と裏に描かれていたものでした。

墨の跡は、片面に描いた墨が反対側の絵に染みたものだったんだそうです。

どこかの時代で、一枚の紙が表裏二枚にはがされ、一枚の絵巻に作り直されたそうです。

一巻は、約11メートルもある絵巻物で、

別説では、鳥羽僧正と何人かの人が描いたのでは・・・とも云われています。

今回はたくさんの発見があり、色々と勉強になりました。行ってみて良かったです。

皆様も、新しくなった京都国立博物館へ行ってみられてはいかがでしょうか。

京都国立博物館HP→ http://www.kyohaku.go.jp/jp/

<マンマ・ミーア>


2014-10-19 13:07:30

2014-10-19 | インポート

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10月22日は、京都三大祭のひとつ、時代祭です。

正午に、時代行列が京都御苑を出発し、

明治維新→江戸時代→安土桃山時代、、、と時代を遡っていきます。

その時代毎の衣装を着て、華やかなパレードを繰り広げます。

是非、京都にお越しの際は、ご覧になられてはいかがでしょうか。

時代祭HP→ https://www.kyokanko.or.jp/jidai/    <山>


2014-10-19 13:00:46

2014-10-19 | インポート

今、地球上には、絶滅危惧種の動物や植物が数多くあります。

我が国、日本にも数多くそれらは存在し、

又、外来種により、そのような動植物が侵食されているのも現実です。

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京都府立植物園では来春、絶滅危惧植物を栽培し、

来園者に鑑賞してもらえる温室を新設する予定だそうです。

日本の絶滅危惧種のほかにも、

京都府のレッドデータブックに記載されている種類の株も入手しています。

府立植物園を訪れる際は、季節によって様変わりする姿を、

とくとご覧頂ければと思います。 

京都府立植物園HP→  http://www.pref.kyoto.jp/plant/   

<松井です>


2014-10-19 12:02:07

2014-10-19 | インポート

こんにちは!先日、保津峠の赤橋トンネルに行って来ました? しかも夜中0時に・・・

日中の赤橋トンネルは、秋になると紅葉がとてもキレイな所で穴場になっています。

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しかし、私が行ったのは先ほども書いた通り、夜中の0時。。。

昼間とはまったく雰囲気が違い、、、

トンネルをくぐって先に進もうという気にもなれませんでした()。

到着してすぐにでも帰りたい所でしたが、

恐怖を押し殺して1枚写真を取りすぐさま帰還!!いや~怖かった。

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何やら噂では心霊スポットでもあるとかないとか・・・。 

是非みなさんも足を運んでみては、、、???

<RAITO>


わかさスタジアムに行ってみました!

2014-10-18 | インポート

10月18日、秋季近畿地区高等学校野球大会を見にいきました。

 

近畿地区の一位、二位の試合なので熱戦が繰り広げられました。

 

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朝晩は、冷え込みますが日中は、汗ばむ陽気でした。

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応援する吹奏学部と野球部員

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私が応援した高校は、おしくも負けてしまいましたが、とても楽しい一日でした。

<サイダー>


2014-10-16 15:58:36

2014-10-16 | インポート

紅葉にはまだ早く、台風後の人も疎らな嵯峨野路を通り抜け、

二尊院を過ぎ愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)へウォーキングしてみました。

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こちらの羅漢像は一般参拝者によって彫られた石像らしく、

表情豊かで個性的な表情がたくさん並んでいます。

多様な表情の石像は、丸みがあり愛嬌のあるものも多く、

自分に似てるとか、友達に似てるとか言いながら見てみると面白味がありました。

みなさんも自分に似たのを見つけられるかもしれませんよ。<キム姉>


2014-10-14 14:49:53

2014-10-14 | インポート

JRのポスターにもなった、曼殊院門跡に行って来ました!

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建物の中の書院の月の字くずし・卍くずし・菊花紋などの欄間や、

扇手・瓢箪・鞭の引手など、見応えがあります。

私が特に気に入ったのは、木の割れ目や隙間を隠すための、

茄子の形をしたはめ木です!

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茄子に見えたのは私だけでしょうか?(笑)

見つけた時には思わず笑っちゃいました!

がんばって探して見て下さいね。

これからは紅葉の季節です。両方を楽しんでみて下さい。

曼殊院門跡HP→ http://www.manshuinmonzeki.jp/

<ゆう>