京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

修学旅行のご夕食の新型コロナウィルス感染防止対策

2020-09-30 | 京だより

修学旅行でご夕食会場の感染症対策としてお勧めいたします。
体面配膳ではなく、皆様が同じ方向を向いてお食べいただきます。
2回に分けてお召し上がりいただく場合でも、2回目の皆様のお食事にはカバーをかけ、埃や雑菌が付かないように配慮させていただいております。

 

皆様に当館を安心してご利用いただけますよう、これからも工夫を重ねてまいります。

お宿いしちょう
石長松菊園
サービススタッフ一同


晩夏から初秋の花

2020-09-29 | 京だより

秋の花巡りは如何ですか。

行願寺(革堂)~藤袴(ふじばかま)

 

行願寺は天台宗の寺院。西国三十三所第十九番札所。
藤袴は秋の七草のひとつ。
近年急激に減少している京都では「絶滅寸前種」に指定。
境内には藤袴が咲き、甘い香りを漂わせている。



〈藤袴祭〉
期間:10月9日(金)~12日(日)
場所:寺町通(御所東ロード~二条通間)
河原町丸太町交差点北西側
革堂、下御霊神社



当館からほぼ徒歩10分以内。感染拡大に気を付けて散策をお楽しみください。

梨木神社~萩

 

 

明治維新に大きく貢献した三條實満、實美が祭神。
境内には約500株の萩が咲き、別名「萩の宮」とも呼ばれ、毎年「萩祭」が行われますが、今年はコロナの影響で神事のみが先日執り行われました。
当館から徒歩約15分、市バスだと17.205.4号系統などで府立医大病院前下車やく5分です。

妙蓮寺(芙蓉)

 

西陣にある本門法華宗の大本山。。
芙蓉が門前や境内に咲いています。
芙蓉は1日花。ひとつひとつ花が開く期間が短いですが、次々に新しい花が咲きます。
当館からは10号系統で堀川今出川で12号系統乗り換え、堀川寺之内下車、徒歩2~3分です。

京都好き男 細木


景観

2020-09-29 | 京だより

以前坂本龍馬の墓などについて書きましたが、ご存知の通りここ京都には、多くの幕末の舞台となった場所があります。
京都に住みながら以外に知らない場所も多く、地元紙で知った「旧前川邸」もその一つです。
隣接地にマンションを建てる計画があり、京都は特に景観に厳しい土地なので、周辺住民から反対の声も上がっています。
最近やっと少しづつ観光客が増えてきた京都の穴場スポットに景観、外観が変わらない今のうちに、いろいろ巡ってみてはどうでしょう。

松井でした


波乱万丈の足利将軍菩提寺~等持院

2020-09-25 | 京だより

今年のNHK代がドラマ「麒麟がくる」では13代義輝から15代義昭までの将軍と、守護大名、戦国武将との権力闘争のシーンがたびたび登場しています。
そんな足利氏の菩提寺で尊氏の墓がある等持院を訪ねました。

 

等持院は尊氏が天龍寺の禅僧である夢窓礎石(夢窓国師)にお願いして衣笠山の南麓に創建された臨済宗の寺院。
世界遺産天龍寺の創建も尊氏で開基は夢窓疎石です。
等持院の霊光殿(内部の写真撮影は不可)では歴代足利将軍の木像が安置されています。



だたし五代義量(よしかず)と14代義栄(よしひで)の木像はありません。
義量は在位期間が短期であったかあるいは焼失とも言われています。
義栄は将軍の座には就いたが一度も入洛しなかったためと言われいます。

等持院の庭園の作庭は天龍寺、西芳寺(苔寺)の庭園も作庭した夢窓疎石。
庭園は心宇池、芙蓉池を中心に広がり方丈北側の小高い所には茶室清漣亭。
書院に座して茶の香りを愛でながら庭の四季折々に咲く花の眺めは心を癒してくれます。

 

 



等持院も新型コロナウィルスの影響で訪れる人はまだまだ少ないようです。
等持院の北側には金閣寺、龍安寺、仁和寺の三ケ寺の世界遺産を巡る観光道路「京都きぬかけの路」がありますので併せてお楽しみください。
こんな時こそ市民で京都の観光を盛り上げたいものです。
当館らは三か寺の前を通る市バス59系統で「立命館大学前」下車。または循環系等の205系統で「衣笠校前」下車でいずれも徒歩約10分です。

京都好き男 細木


女将挨拶と新型コロナウィルス対策

2020-09-14 | 宿だより

当館女将が新型コロナウィルス感染防止対策の実施に当たりご挨拶申し上げ、実施しております対策の一部をご紹介いたします。

 

他にも様々な感染防止対策を実施し、お客様に安心してお泊り頂けますように、全スタッフ心を一にして努めてまいります。
今後ともお宿いしちょう、石長松菊園を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

お宿いしちょう
石長松菊園
スタッフ一同


深緑の薫~旧邸御室

2020-09-13 | 京だより

世界遺産「仁和寺」にほど近い閑静な住宅地に佇む「旧邸御室」は昭和12年建築。
500坪の敷地に建つ数寄屋造りの邸宅。その由来は詳らかではなく、設計者、目的などは不明。
平成28年に国の登録有形文化財にしてされたのを機に、平成30年から深緑の季節限定で一般公開されています。

 

今年は新型コロナウィルスの影響で中止となりましたが、秋深まる前の深緑の庭園が楽しめる9月に公開されています。
生き生きとしたアカマツの緑が広がり、鮮やかなピンク色のサルスベリが咲く庭園を回遊する事が出来ます。
母屋の22畳の大広間には、花梨の木で作られ漆が重ね塗りされた座卓が置かれ、艶やかな光沢が鏡のように反射し、庭園の景色を映し出しています。

 

岩倉実相院の床もみじとは少し違く趣。
今回は2階の洋間も公開されそこからの眺めも絶景。
自由に回遊できる庭園の奥に進み、高台に上る石段にはサルスベリが咲き、高台の上には木造平屋建ての茶室「双庵」があります。
茶室付近からは仁和寺の五重塔が望めます。

 

 

仁和寺でも「霊宝館秋季名宝展」も間もなく始まり、京都も少しづつ秋らしくなってきます。
秋のはじめ。京都御室を散策してみてはいかがでしょうか。

〈旧邸御室秋の特別公開〉
日時:9月5日(土)~10月4日(日) 10:00~16:30
入場料:大人1000円、中高生500円

〈仁和寺霊宝館秋季名宝展〉
国宝や重要文化財に指定されている仏像など、多くの文化財を展示
日時:9月19日(土)~12月6日(土) 9:00~17:00
料金:大人500円、中高生300円

当館からは河原町丸太町C乗り場から市バス10号系統、または59号系統で「御室仁和寺」下車。
仁和寺は目の前、旧邸御室まで徒歩約5分です。

京都好き男 細木


上賀茂神社

2020-09-08 | 京だより

世界文化遺産、上賀茂神社。上社とも呼ばれますが正式には賀茂別雷(わけいかずち)神社。
御祭神は賀茂別雷大神で、ご利益は厄除、方除、開運、八方除、雷除などなど。
雷がつくからでしょうか、電機産業守護と、神社のサイトにあります。

当館からは、市バス4号系統で約40分です。

 

サイダー