京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

南へ北へ

2013-04-27 | インポート

先日、京都を「南へ北へ」お散歩に行ってきました。

まずは南方面、伏見の十石船に乗ってきました!

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京阪「中書島」の駅から約10分の船乗場から、疏水べりを三栖閘門まで。

途中、船の中で、伏見の歴史を聞きながら、酒蔵を横目に、

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川の風を受け、長閑にクルージングを愉しみました。

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<↑三栖閘門↑>

1929(昭和4)年に宇治川の改修を行った際に、

宇治川との舟運連絡を図るために設けられた土木構造物です。

現在では地域のランドマークとなっています。

十石船ツアーを堪能した後は、電車に揺られ、北方面の妙心寺へ。

修学旅行生の方々も多く、新緑の学生シーズン到来!といった感じです。

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法堂で「↓雲龍図↓」に圧倒され、

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「且坐喫茶(大法院)」では、お庭を観ながら、お茶とお菓子を頂き、

日常の喧騒を忘れ、ゆっくりと静かなひとときを過ごしました。

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四条通の「今昔ノスタルジア」

2013-04-27 | インポート

本日は、自転車で、市内の一部の観光ポイントを巡ってきました。

「哲学の道」から南西方向へ、平安神宮から知恩院を過ぎ、八坂神社へ。

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<↑現在の四条通↑>

神社の正面階段に座り、日向ぼっこと物思いに耽りつつ、四条通を見渡していました。

この通りは、現在の形状に拡幅され、昨年で100年を迎えたこともあり、

「一部の区間を4車線から2車線にして歩道を広げる計画」があって、

八坂さんから見る景色も近いうちに変わるかもしれません。

皆様も、移ろいゆく市内の景色を、「今」の景色として

心に刻みに、京都にお越しいただくのはいかがでしょうか。

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<↑京都市電が走っていた頃の四条通。1972(昭和47)年に廃止。↑> 

 

                                                                                  松井です(*^_^*)

 

                                     
 


青もみじ

2013-04-26 | インポート

 桜の季節も終え、これからは新緑の季節です。

 強すぎない陽射しに優しく映える緑は、見ていて清々しいものです。

 京都市観光協会では、京の新緑「青もみじ」と銘打って、様々なお勧めスポットを紹介しています。

 この季節に合わせて、普段非公開のお寺で特別公開しているところもあります。

 例えば天龍寺の塔頭、宝厳院。

 紅葉の頃の特別公開では、連日拝観のお客さんでいっぱいですが、新緑の季節も良いものです。

 他でお勧めは、瑠璃光院。

 比叡山のふもと、八瀬というところにあるお寺。

 知名度はそれほど高くないかもしれませんが、紅葉、新緑は大変有名です。

 三つの趣の違うお庭があり、それがとても美しくて、しばらくのんびりしていたくなります。 

 5月末までの特別公開ですので、是非GWに行かれてみてはどうでしょう。

 叡山電鉄の終点「八瀬比叡山口」駅か、京都バス「八瀬駅前」バス停が最寄。

 大人500円、中高生300円、小学生以下無料。

 午前10時~午後4時(受付終了)の公開です。

  

 客室係 入江


移ろいゆく風

2013-04-25 | インポート

当館にご宿泊されていた、海外のお客さまからも、お問い合わせ頂いたり、

大人気の「都をどり」、卯月の掉尾を飾り、儚くも艶やかに、今季の幕を閉じます。

巡る四季の中、優しい淡紅色の風と、しばしの別れを惜しみながらも、、、

蒼い空と新緑のコントラストが、眩しくも長閑な時節の到来に、心躍ります。

<祇園甲部 第141回 都をどり>

●期間  平成25年4月1日(月)~30日(火)


●開演時間:12時30分、14時、15時30分、16時50分

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●演目
春宴四季巡昔話(はるうたげしきめぐるものがたり)
第1景 置 歌
第2景 小町所縁隨心院
第3景 通小町小野草紙
第4景 井手玉川蟹満寺
第5景 日高川清姫草紙
第6景 通天の紅葉
第7景 鶴の恩返し
第8景 御室桜春宴

 料金:4,500円(茶券付特等観覧券)(指定席)
          4,000円(壱等観覧券)(指定席)
          2,000円(弐等観覧券)(自由席)

 

会場: 祇園甲部歌舞練場                                                       

交通: 市バス206「祇園」

問い合わせ:祇園甲部歌舞会 075-541-3391  

<番外編>

●関〇演目

YouTube: 関口哲也『祇園小唄』    <関〇>

 


日の出には希望があり、光には望みがある

2013-04-20 | インポート

 桜の季節、京都は外国からのお客様で賑わった。

 京都は人種の坩堝と化し、様々な言語が、どこかはんなりとしたニュアンスをまとって飛び交った。

 まるでニューヨーク。

 エンパイアステートビルよろしく東寺の五重塔が聳え立ち、京都御苑はセントラルパークと見紛わんばかりであった。

 とか、そんなことを言う人もいたとか、いなかったとか。

 

 さあ、桜の季節は無事終わった。

 今度は学生である。

 京都には修学旅行の学生が、日々入れ替わって訪れる。

 ようこそ京都へ。

 ここは歴史のテーマパーク。

 

 昭和34年というから、今から54年前になるが、その4月20日、つまり今日、国鉄(現JR)がとある電車を走らせた。

 その名も「ひので」と「きぼう」、用途は、修学旅行専用電車。

 とにかく収容人数を優先した作りで、なおかつ、急病人が出たときに簡易ベッドに替わる座席の設置や、トイレの増設など、修学旅行用に特化されたつくりになっている。

 おりしも高度経済成長期真っ只中、戦後生まれが中学生になる、子供の多い時代。

 修学旅行の生徒の数も、ぐんと多くなってきたのだろう。

 やがて5年後に開通する東海道新幹線等にその役目を奪われ、昭和50年代には、ほぼ消滅してしまうという、短い命。

 嗚呼、儚きものへ抱くはノスタルジー。

 年配の方々は、それに乗った記憶もあるだろう。

 ちなみに、修学旅行という言葉が初めて世に出たのは、教育関係の雑誌だという。

 それの発行されたのが、明治20年、これもちょうど4月20日のことだというのは、偶然か。

 いずれにしても、120年以上の歴史のある、学校行事ということだ。

 

 日本人の多くが、一度は修学旅行で京都を訪れている。

 ここで思い出を作り、後にまた訪れて、その思い出を回収するという楽しみが、そこにはある。

 今から修学旅行で京都へ来る人たちには、多くの思い出を作ってほしい。

 かつて修学旅行で京都へ来た人たちには、その思い出を回収するために、また京都を訪れて欲しい。

”あいらんど”

 


ちょっとうれしいプレゼント!!

2013-04-17 | インポート

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京都市動物園に、キリンやシマウマなどアフリカのサバンナに生息する動物や鳥類計8種類を、より身近に見ることができる「アフリカの草原」エリアが、オープンしました。
 
目玉の一つが、キリンを間近で観察できる高さ3・5メートルの遊歩道が体験型の施設では感度もの、目の前にキリンさんの顔が・・・。
 
子どもたちはきゃっきゃっと大はしゃぎしています。<o:p></o:p>  

京都市動物園110周年記念として,動物の画像入マグネットを毎日曜日先着110名にプレゼントしていますよ。 

配布期間は,平成25日から平成2630日までの各日曜日です。 

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2013-04-15 19:33:12

2013-04-15 | インポート

 

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京都のきれいどころの踊りは祇園甲部の「都をどり」と、宮川町の「京おどり」 

5月に入ってからは先斗町の「鴨川をどり」と毎年恒例になっていますね。 

季節の移り変わりの早いこの時期に、本当に楽しい催しが目白押しですね。
 
一度はご覧いただきたいものです。きれいであでやかで素晴らしいと感じるはずです。

                                                             きむ姉

 


今年も駐車場につばめが巣を作りました。  和食調理部 上野

2013-04-12 | インポート

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 天敵の心配などしていましたが、今年も無事に大空へ飛び立ったのでしょう。

4月の声が聞こえようとしているときに、ツバメが飛んできてくれて巣作りが始まりました、つがいのツバメがせわしなく飛び交い巣作りから卵を孵化、子育てとめまぐるしく過ぎてゆきました、いつの間にか子供たちは一人前になって巣立って行き、中はもぬけのからでした。 

独り言のように「よかった・・・」とこころからよろこびがあふれてきました。 


春の交通安全運動

2013-04-11 | インポート

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交通安全運動の実施期間は4月6日(土曜日)から15日(月曜日)までの10日間で開催していますが、皆さんはちゃんとルールを守ってますか。
http://www.think-sp.com/2013/02/13/harunoanzenundou25/
市内ではスクールゾーンには黄色い線が引かれ、いっそうの事故防止に努めていただきたいとアピール、また、防犯に対しても犬の散歩をしながら地域の活動に取り組む「わんわんパトロール」なるものも行われています。
運動期間だけでなく日ごろからの行いが大切だと自覚して生活の一部にしてほしいものですね。安心安全な地位社会であり京都になって欲しいものです。

                                           松井です(*^_^*)