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YouTube: 関口哲也『蘇州夜曲』
小生は、毎朝、鴨川を横目に、山々を遠景に眺めながら、てくてくと歩いて出勤しており、
そうした日々の中で、この何気ない、自然の中に溶け込んだ京の絶景への感動に慣れ、
心が、この麗しき、水の古都を、当たり前のもののように、何も感じなくなってしまう前に、
服部良一氏の名曲、東洋のヴェニス、まさしく、水の都を讃えた「蘇州の夜」をテーマに、
「そうだ・京都・行こう」ならぬ「そうだ・京都(徒歩圏内)を(蘇州っぽく)・撮ろう」と試みた、
私的、京都映像ソング、第二弾がコチラ。1940年の作品「蘇州夜曲」に御座りまする。
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YouTube: 関口哲也『祇園小唄』
ちなみに第一弾はコチラ。当館ともゆかりの深い曲。舞妓プランでは、この曲に合わせ
可愛らしい舞妓はんが踊らはります。実際は、地方さんが、三味線をペンペン爪弾き、
風情が御座います。今作は、ご愛嬌。一風違った音色をお楽しみあれ。 <関〇>
もういくつ寝ると……おや、デジャヴ?
いえ、何、もうすぐ節分ですから。
旧暦で言うところの、新春ではございませんか。
さあ、節分といえば、豆まき。
年の数だけ豆を食べるのよ、なんて、小さい頃言われたりした。
しかし、高齢化社会で、百歳を超える人が何万もいるとなると、この風習も考え物だ。
百を超えた人が豆を百個以上も食べるのは、無理。
腹を壊すか、のどに詰まらせるかしてしまうので、気をつけましょう。
誰もそんなことやらねーよっ!って突っ込みは、多分アリ。
それはともかく、2月の2~4日の間に、京都ではいろいろな神社仏閣で節分イベントが行われる。
というか、神社でもあるし、お寺でもあるってんだから、不思議なものだ。
さすがにキリスト教会では行われまいが。
しかし、一体この風習の根源にあるのは、神道なのか、仏教なのか、土着習俗なのか、あるいは道教辺りなのか。
まあ、どうでも良いか。
で、節分イベントである。
もっとも有名な京都の節分行事は、吉田神社の節分大祭か。
正月飾りや旧年のお札や破魔矢などを燃やしてくれる焼納神事が行われる。
当館の正月飾りなども、こちらで燃やしていただく。
もちろん、鬼は外~、の追儺式も行われる。
又、舞妓さんによる豆まきなどは、やはり京都ならではだろうか。
八坂神社では上七軒以外の四花街、北野天満宮では上七軒、それぞれの舞妓さんが、豆まきをしてくれる。
こちらはカメラマンたちの餌食……いや、好被写体として人気だ。
それから面白いところでは、三十三間堂の東にある、法住寺という、小さなお寺。
ここでは餅つきが行われる。
言ってみれば元旦なのだから、不思議なことではない。
そして、その餅はただついて終わりではない。
その餅を島原の太夫さんなどが丸めてくれて、それをぜんざいなどにして振舞ってくれるのだ。
雅な衣装の太夫さんがこねてくれた餅を食べることが出来るとは、何と贅沢な!
まあ、太夫さん一人がこねるわけではないので、それに当たるかどうかは、運次第だ。
それから、京都の裏鬼門の守り神、石清水八幡宮も面白い。
節分行事が普通に行われるのだが、それと同時に、新春うまいもの市というのも開催される。
これは全国の、いわゆるB級グルメと呼ばれる食べ物などの屋台が出る催し物だ。
なぜそこで!?なぜその日に!?という疑問はあるにしても、なかなか興味深いイベントである。
とにかく数え上げたらきりがないイベント数なのでハシゴしてみるのも一興。
タイムスケジュールを組んで、多くのイベントを制覇できるよう、チャレンジだ!
それでは、良いお年を。
”あいらんど”
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2012/2012huyutabi_1.html
今年も、京の非公開文化財を拝める季節がやってまいりました。
大河ドラマ「八重の桜」の放映記念として、主人公である新島八重ゆかりの寺や、門跡寺院、尼門跡寺院を中心に、様々な文化財の数々が、期間限定で特別公開されております。
今や恒例、非公開文化財の顔ともいえる「東寺五重塔」「知恩院三門」を筆頭に、14もの寺がラインナップされており、
初公開!妙心寺「大庫裏・経蔵」や
25年ぶり!仁和寺「金堂・五重塔」
など、久しく閉ざされていた空間、秘仏、文化財を公開する寺も少なくありません。
その中でも小生が是非に馳せ参じたい空間がコチラ。
実に12年ぶりの公開!妙心寺は「東海庵」に御座いまする。
えっ?地味?
ええ、地味です。
だが、滋味です。
ちっともキラキラしとりまへんのんえ。
でも私めは、大仙院から庭園観賞の美に浸る心の安寧、石砂の静寂に目覚めて以来、
この「七坪の空間に一直線に並ぶ七個の石と、波紋を描くような白砂が印象的」(←資料の受け売り)な東海庵の公開を心待ちにしとりましたんどすえっっ!!!
し、、、渋い。渋すぎる。。
う、、、美しい。。。
これはもはや「市中の山居」を超越した「市中の宇宙」です。
河原から大きい石7個拾ってきて、家の庭に砂まいてこしらえてみよかな(無理)
理由はどうあれ(←自分のフォロー)、心の内に眠る、小さな夢や憧れや望郷を胸に抱いて(←大袈裟)、秘められた京の美を訪ね、秘宝と向き合ってみるのも、心身に響き残るなにかが生まれ新たな自己の発見にも繋がり、心象風景を豊かにする(←大袈裟part2)のではなかろうか、と思ったりする今日この頃です。
関〇
南座 春の特別舞台体験が2013年3月16日(土)~4月16日(火)にあります。
人気の催しで早い者勝ちのチケット販売が2月15日(金)10時からスタートします。
「[花道][迫り][廻り舞台]を南座で体験」なんてそんなに体験できるものでもないので人気なのでしょうね。
我こそと思う方は是非どうぞ!
チケット料金 1,000円(税込)
※《歌舞伎ミュージアム 南座2013》の観覧料を含みます。
チケットホン松竹 0570-000-489
または 06-6530-0333(10:00~18:00)
客室係 入江
初代男山ケーブルは、石清水八幡宮参詣の足として大正15年6月に「男山索道株式会社」によって敷設されましたが、戦時中の軍需資材供出のため昭和19年2月に線路撤去、廃止され会社自体も解散しました。
昭和30年12月に京阪電鉄が復活させ、現在の男山ケーブルが完成しました。
このケーブルを乗って数分、日本三大八幡の一つ石清水八幡宮に行く駅に到着、途中に炭素白熱電球の材料(フィラメント)に八幡の竹を使った事からエジソン記念碑が建てられているのもなるほどと実感!
世界で初めて空を飛んだ二宮忠八は明治二十四年4月29日、亀練兵場にて、わずか10mではありますが、見事!飛行に成功しました。二宮が建立した飛行神社はその名の通り、航空関係の守り神・・・ちなみにジェラルミンの鳥居がまぶしいので得とご覧あれ(*^_^*)
ゆう